チェーンアイゼンについて

snowLinemonBellbellMonte

[ 写真説明 ]

最初の写真: 私の使っている SnowLine のチェーンアイゼン

2枚目の写真:モンベルのチェーンアイゼン

3枚目の写真:bellMonteのチェーンアイゼン

 

この冬、チェーンアイゼンを買った。

以前から凍結した雪道のスリップ防止に簡易のアイゼンが欲しかった。

4本爪や6本爪は用途のイメージに全く合わないし、通勤靴用のチェーンも山では通用しそうになく、何か良い物はないかと探していたら、昨年12月にようやく好日山荘で SnowLine というメーカのチェーンアイゼンを見付けて即購入した。これには写真にあるとおりハードケースが付いているのも嬉しい。

使ってみた印象は、バッチリ。グッドである。

爪先で蹴りこむというアイゼン歩行でなければこれで充分だし、履いていても詰めが短いので全く違和感がない、ビブラム底で歩いている感じだ。

私が買ったのは SnowLine で 見た目は モンベルと似ているが、モンベルの方がチェーンは太く爪は分厚いので丈夫らしいがその分少々重いのにケースはただの布袋。SnowLine とモンベルは機能的には同じみたいなので、私は収納ケースが布袋と言うだけでモンベルは買わないネ。チェーンや爪が細くっても大人しく優しく雪のない岩の上を歩けば折れたり切れたりはしない。これを履いて簡単で短い岩も登ってきた。

SnowLine のチェーンアイゼンが気に入っている。

しかし、もし今買うのなら足の甲に留めのベルトの付いている bellMonte を買うだろう。

先日、奥秩父の鶏冠尾根へ行ってあの甲のベルトが必要であることの意味が分かった。

それは少し傾斜のある下降時に、まっすぐ下を向いて下るのはチョットキツイところを半身になって下った時だ。

半身になるとは、私の場合、下降側に右肩を持ってきて左肩は上側に残し、下降方向とは90度の向きになって、右足を先に降ろして左足をその上に降ろすという半歩ずつの下降をした時だ。先に降ろす右足は下降方向にまっすぐ向いているが、上側になる左足は下降方向に対して90度の角度になり、ま横を向いている。この状態だと左足には、滑り止めの力は、親指付け根側から小指の付け根側へかかる。その結果、アイゼンが小指側に半分以上めくれ上がっていた。

ゴムだけで止めているあのチェーンアイゼン、前後の滑りに対しては強いが横の滑りに対してはホールド力がまるで無い。だからめくれしまう。

bellMonte のチェーンアイゼンのあの甲のベルトは、その横ヅレを防止する働きと思われる。

だから、もし今買うのなら bellMonte のチェーンアイゼンにする、と言う結論になる。

要は、SonwLine も モンベル もまだ充分に履きこなされて改良されていないと言うことになる。

でもまあ、潰れるまでは snowLine を使うので、甲のベルト用に100均で短いマジックテープを買ってきて代用しよう。

 

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