山岳ガイド、過失致死で有罪判決

およそ10年前の 2006年10月7日 に、黒部の祖母谷温泉から白馬岳を目指し、途中の清水岳(ショウズ岳)前後で4人のお客を風雪で疲労凍死させた福岡県大牟田市の山岳ガイドが過失致死で有罪判決を受けた。

このガイドの 山や としての知識・技術の未熟さは確か以前書いたと思うからもう書かない。

で、今日の新聞を見たら「弁護士は『原因は、突然の暴風雪で天候の急変を予測できなかった』として無罪を主張していた」、と出ていた。

ウソをつくな。当日、祖母谷温泉のオヤジは雨で出発を見合わせるように言っていた。

森林限界を超えた清水岳周辺ではどちらからどの程度の風が吹くかは地形をイメージするだけで容易に想像できる。何が「突然の暴風雪」だ???勝手に机上で山上の天候を作るな!事実で勝負しろ、と言いたくなる。

 

どうもこういう記事を見ると、弁護士とは、事実に基づいて裁判を争うのではなく、口先で『事実』とやらを捏造し、『裁判に勝つこと』が目的なんだと見える。

ちょうど一年程前の STAP細胞 という『科学』の捏造した小保方を、口先で『事実』を捏造しようとした弁護士と同じだ。

いずれも、事実を元に争うのではなく、事実というものを捏造しようとしている。

別に弁護士だけではない。

警察や検察も2~3ヶ月に一度ぐらいの割で『冤罪』事件が表沙汰になる。

 

これじゃあ法曹界も法も失墜しちゃうよ。

 

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