本当に駆逐された IE (Internet Explorer)

昨年 2014年の2月に「MicroSoft もこれで変わるか?」というブログで『さらば IE、元年』と書いた。

IE が消え去ってくれる事への願いを込めてのブログだった。

IE は仕様書を読み間違えてプログラムしてあって、仕様書に従ってホームページを作ると IE では画面が崩れる。それでも IE が世界シェアの70%も取っているから、「これが IE の仕様です」と言われたら、その間違った IE に合さざるを得ない。にっくき IE だった。

なので期待を込めて 『さらば IE、元年』 と書いた。

今日、読んでいた本によると 2015年7月の日本国内のブラウザシェアでは、IE は 28.7% となっていた。

ヘ~ェ、と驚いたが、よく考えてみると、今はネットを見るのはPCとスマホ&タブレットで半々とすると、PC用しか存在しない IE のシェアはそれだけで半分になる。すなわち、つい数年前まで70%のシェアだったのが35%にまで落ち込むと言うことになる。

その上で、 IE というか MicroSoft のシェアが落ちていって居るから30%以下になるのも理解出来る。

さて、上記の『2015年7月の日本国内のブラウザシェアでは、IE は 28.7%』だけれど、実は 28.7% 中 IE11 すなわち Edge が 23% も占めている。

Edge(本では IE11 となっている)は、実は IE ではない。

ブラウザがサーバにアクセスする時、私は誰、と名乗ってくる。その情報を UserAgent という。ここで Edge は IE とは名乗ってこない。すなわち、 IE ではない、と MicroSoft 自身がプログラムを作った。確かに身勝手な仕様のIEに準拠していないのだから Edge は IE ではない。

そうなると、IE8, IE9, IE10 を合わせたシェアは わずかに 5.7% だ。

 

もはや、もう、 IE はこの世から抹殺されていた、と宣言してもいいだろう。

 

 

 

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