高校生の登山

今年(2017年)3月27日に栃木県の那須スキー場近くで高校生がクラブ活動中に雪崩に巻き込まれて8人が死亡した。

この事故の原因究明も必要だが、それができたからと言って今後の「高校生の部活としての登山」について何らかの方向性が出せるのだろうか?

今日(2017年11月24日)の新聞に、富山県立山町にある国立登山研修所が10年ぶりに高校の部活顧問向けの研修を再開した、とでていた。

その研修に、顧問になって2年、それまで山の経験なし、という先生が参加していた、という記事が書かれていた。山の部活の顧問と言っても、山に関しては100パーセント 素人 なんだ。

そうかと思えば、高校部員を海外の山にまで連れていく経験豊かな顧問先生がいるのも知っている。安全登山に関して私なんかよりもはるかに造詣が深い人だ。

こんな(言葉悪いが)月とスッポンのような差のある部活に対して、スポーツ庁が一律に高校生の冬山登山の原則中止を求める通達、なんてこれまた100パーど素人の通達だ。

顧問になって初めて山を登り始めたという部が冬山に行くわけないだろう。

ヒマラヤ遠征を試みる部員は日本での冬山経験は必須だろう。

雪山に行ってはいけない部 と 雪山の経験も十分でなければならな部 と一緒に論じては話にならない。どちらに対しても危険すぎる。中庸なんては存在しない。

山、視点を変えれば意外と簡単なのだ。

これから行こうとしているその山行計画は、そのメンバーの技術・体力・経験・装備等々を鑑みて無事に登って帰ってこられるか?のチェックがなされればよいだけの話なんだ。

そのチェックを機能させることができないのなら、その部の活動は登山はおろかハイキングも止めてピクニックレベル(学校の遠足レベル)で終わらせるべきだ。

逆に、チェックが働くのなら次回の山行計画はもっと難易度を上げていけばよい。

 

 

 

 

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