冬の鳳凰三山を登ってみようと1月4日の午前1時頃に夜叉神峠登山口から歩き始めた。
-9℃なので径は凍り付いているが、意外と暖かく感じて上は3枚だけ着ていった。
登る途中見える甲府盆地の夜景は鳩が羽を広げたような形をしていて明るかった。
1時間ほどで峠に着き更に5分ほどで夜叉神峠小屋に出た。
そこからは甲府盆地とは逆方向に白根三山のシルエットが見え、頭上は雲一つ無い綺麗な星空だ。
農鳥岳の上の方で、流れ星がスーッ。
少し違う角度で、またスーッ、スーッ。
一杯流れている。
昼間なら白根三山が綺麗なんだろうが、今は、冬の乾いた星空に流れ星が綺麗だ。
いつまで見ていても飽きない。
登山は、このあと1時間ほど登ったところで体調不調で戻ってきたが、途中、ヘッドランプを消して歩くほどに下弦の半月の明かりは明るかった。
残念ながら、登山はダメだったけれど、新年早々普通ではチョット見られない素晴らしい夜空を楽しませてもらった。