HTCのスマホ、バタフライ(HTC_J_butterfly_HTL21)の使用感想を書いてみたい。
”書いてみたい” などと書かせるほどにスゴイ奴なのだ。
HTC butterfly 入手の前日まで使っていたスマホは、同じ HTC のSoftBank 001 HT (HTC Desire HD 001HT) というモデル。
この 001HT も購入当時、国産メーカのスマホを足元にも寄せ付けない先端商品だった。それほどの優れものを使っていた後でも、更に素晴らしい、という HTC butterfly の感想です。
まず、今回は、画面解像度。
1,920 × 1,080 ( FHD ) と驚異的なスペック。
10万円を優に超えるノートパソコンより断然優れている。
これでネットの各種ホームページを見ると、当然、パソコンとかの表示内容よりずっと多い。
ただ、文字はイヤほど小さい。でもスマホを横向きにすると文字は4倍ぐらいのサイズになり、抵抗無く読める。(PCより表示領域は減っているが・・・)
タップも含んだ入力がない限り、すなわち、情報の表示だけならスマホ用画面ではなく情報量の多いPC用画面の方がはるかに見やすい。スマホ用のホームページは作らないで!と言いたくなる。
以前の 001HT はメモリー容量の問題からだと思うが、写真がいっぱいあるページを開くとハングしていたが、butterfly ではハングするようなページに出会った事はまだ無い。しかも通信は LTE なので速い速い。
元々いわゆるガラケー(フィーチャーフォン)で、出先で、PC向けのサイトを見たかった。すなわち携帯でネットの情報をアクセスしたかった。でも、実質出来なかった。携帯のサイトは、広告サイトであって、情報発信のサイトではなかった。それで2年前にスマホに移った。
どこにいてもスマホでちょこちょこっとネットで調べものが出来るのは有り難かった。それが今回の HTC butterfly では PC を越えたか?!という見せ方をしてくれるので嬉しい限りだ。
閑話休題
2年前は SoftBank 、今回は au 。機種は共に HTC。
これの意味するところは、その先端製品のメーカーは、国産メーカではなく HTC だった。そして今もスマホの先端製品は国産メーカではなく HTC が提供してくれている、と言うことだ。
2年前、 SoftBank はスマホの勢いに乗っていた。だから HTC の商品化が出来た。今、 SoftBank は iPhone に縛られてスマホに力を入れられない。2年前、 au はスマホ戦線に乗ってもいなかった、といえる程度だった。フィーチャーフォンの囲みに囲ったコンテンツに自信を持ちすぎていて時流を読み誤っていた。今、 au はiPhone と スマホで優位に出ようと頑張っている。だが、いまだにオープンではなく独自色にこだわるので次の波が来た時に持つかどうか興味有るところですね。