人類史が面白い

人類史に何をワクワクするのだろうか?

人=ホモ・サピエンスは、16万年前~20万年前にアフリカに現れ、6万年か10万年前にアフリカを出たとされている。

そして6万年前にはインドに達し、4万5000年前にはオーストラリアへ、4万年前には今の中国へと達し、1万5000年前にアラスカへと渡り、5000年後の1万年前には南アメリカ南端にまで届いている。あるいは、舟でメラネシア、ポリネシア、そして海路で南アメリカに達したのはつい最近の2000年前~1000年前とされ、氷河や海に行く手を遮られながらも極点を除く全地球への旅が完結した。

同じ歴史でも、有史時代の長さの何十倍もかけた人類の旅だった。

でもこれで終わったとは思えない。

宇宙に目を向けると、人類はやっと大気圏を出て月にまで足跡を残しただけで、言うなれば今はまだ、人類が現れてアフリカから出ることが出来ていないのと同じ時期なのだろう。

いずれ太陽圏を出て他の惑星で生きるようになるのだろうが、その時までには、紛争を武力ではなく解決できる知恵を持ったホモ・サピエンスに進化していて欲しい。

そんな気持ちが、人類史を学ぶ面白さになっているような気がする。

 

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