先日来なぜか
government of the people, by the people, for the people
が頭をよぎって、人民の人民による人民のための政治 という有名な訳を思い出していた。
で気が付くと要は最初の「人民の」の意味がよく分からない、というのがもやもやの原因だったようだ。
で、グーグって見たら「誤訳」という単語が一杯出ていた。
なるほど、皆さん、とっくの昔に変だと思って居られたのだ。
なんと私は鈍いことか。
いっぱいある中のひとつに youtube の東進 – 英語 – 福崎 講師紹介を見てみた。
この講師の訳だと、
「人民が人民のために人民を治める政治」
となる。意味の通じる訳だ。その説明はちょっと難しい。
governという他動詞が、よって of the people は目的語、名詞構文になっている・・・
フムフム、名詞構文?記憶にあるな~と早速 名詞構文 でグーグって見た。
なるほど、結構面白いジャン。
で、大学入試用とも思えるような英語参考書を引っ張り出して 名詞構文 なる項を見てみた。
サッパリ分からない。
分からない以前に読んでいて面白くない。
ネットの説明は 面白い、興味がひかれる。
ネットの説明はどのジャンルでも正誤が多少気になるが興味を起こさせるのは間違いない。
多分この辺が、学校の勉強がイヤになる理由だったんだろうな~と。
いまさら落ちこぼれを弁解しても始まらんか?
イヤ、こう言う時にこそあのmoveの一節を思い出すべきでは?
「限界有るならそれは君の胸の中」
なんてね。
これで勉強はじめたら聖人君子の仲間入りできるのかも知れないが、やっぱり私は凡人の道を進みます(笑)。
「人民が人民のために人民を治める政治」という解釈は、USAに在っては極めてまれです。拙著「“Government of the people, by the people, for the people,”とは何か?」(2013.11.19.近代文芸社刊、全780頁)をご参照頂ければ幸いです。
小林宏 さま、コメントありがとうございます。
早速、参考にさせていただきます。
それにしても 全780頁 とはスゴイ本ですね。
ありがとうございました。