岐阜県議会で登山届けの義務づけが採択された。
届けを出さないと、5万円以下の罰金 だそうだ。
群馬や富山と違って、許可証の申請ではない。
単に届け義務だけなので、当たり前と言えばあまりに当たり前の話しだ。
ただ、運用が難しいかな?と思う点が2つある。
1つは、岐阜県側と言えば、バスで乗鞍とかロープウェイで西穂というのがあるが、基本これらの人は「観光」だと思う。観光では「登山届け」とは関係ないが、元気な若い人が「先に見えるテッペンまで行ってみよう」となったら、これは登山?観光?区別難しいですよね。
乗鞍は、山頂付近で落石事故が結構ありますからね。線引きが、難しいです。
まあ、私には、これは関係ない話しですけど・・・
2つ目は、私にも関係ありそうな・・・
計画書では、当然ルートを書く。けれど、相手は 山。計画通りには行かせてもらえない。
ルート変更はあり得る。計画書外ルート、これは?未提出扱い?
未提出扱い、そんなきついのは堪忍して、と言う気もするし、迷ったのでなければ、計画書外ルートは、未提出と同じじゃん、と思ったりもする。
例えば、新穂高からピストンで槍を目指した。槍の帰りにあまりに気持ちよさそうだったのでキレットを通過して白出のコルから下ることに、なんて計画変更は、計画書未提出と同じでしょう。
でも、逆に、計画書ではキレットを越えるつもりだったが、見てみると怖そうなので往路の飛騨沢を下降した。というのは許されるでしょう。いわゆる、エスケープなんですから。
こう言うのはどの様な運用がなされるのか気になる所です。
いずれにしろ、計画書を書く癖のない人に、計画書を書かせるのは良いことです。
私は賛成です。