MicroSoft Edge が究極の安全???

『 “危険なIE”にさようなら 新ブラウザ「Microsoft Edge」は“究極の安全”実現か 』なんて言う業界紙のタイトル記事を見た。

Windows 10 に標準搭載されたインターネット ブラウザ Edge のことだ。

元々IEは、業界標準に背を向けて身勝手な HTML や CSS にし、手前味噌のActive-x等の追加機能で危険性(セキュリティホール)を増長させて世間の足を引っ張った。

そんな身勝手や手前味噌を止め業界標準のブラウザに舵を切り、しかも色々安全性を高める技術を標準搭載したというブラウザ Edge だ。

しかしこの記事は根底的に間違っているだろう。

つい2~3日前の新聞に「Edgeに百度(バイドゥ)搭載」と出ていた。

百度(バイドゥ)と言えば、インプットメソッドすなわちキーボード入力制御の部分で情報を盗み取っていた企業だ。キーボード入力制御の部分なので、ネットとかに関係なく、Word,Excel、メールなど企業秘密書類の作成やメール文は勿論、IDやパスワード、それにクレジットカードの番号、暗証番号、認証番号なんでもかんでもキーボードを叩いた文字は全部盗み取っていた企業だ。

もっとも危険な企業が 百度(バイドゥ) だ。

それを Edge に搭載。

これでは、Edge とは外部からの攻撃には強く耐えるようにして、自らが全情報を盗み取る、とMicroSoftは宣言したのと同じだ。

 

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