「ヤッケ」、今の若い人には通じないのでは?
通じたとしても「レインウェア」と思われているかも知れない。
昔、雪山で一番外に着た防風と防雪の為の衣類だ。
今、雪山で一番外に着るウェアは、ハードシェル とか ソフトシェル とか言われている。
そう、ヤッケは数十年前に消えたウェアだ。
それを今日、あの TheNorthFace のウィンドウで見た。勿論新品です。
ハーフジップでプルオーバー式に着用する。
袖口も昔と同様にボタン式だった。
見た感じマジックテープで閉じるところは無さそうだった。
お腹の所には大きなポケットも付いていた。
正に半世紀前のデザインそのものだった。
あまりの懐かしさに何度も何度も覗き込んで見ていた。
BORNE IN NORWAY OSLO
書かれたタグが付いていた。
昔に較べれば、生地の性能は雲泥の差で上がっているだろうが、機能は昔のままで、もう山で着用する人は居ないだろう。
そうすると、街中での着用か?
若い人にとって、それは、ちょっと周りにはない、オシャレ着なんだろう。
だけれど我らお爺ちゃんは半世紀前にそれを着ていたんだ。