図書館の本は借りる価値がある

図書館の本は「読む価値」があるかどうかは分からない。それは、本の内容や文章の上手さ、あるいは、読者の感心や理解力などで決まってくるので何とも言えない。

けれど、本の内容にかかわらず、図書館の本は「借りる価値」はある。

人気の本は同じものが図書館で何冊も購入されている。

それでも多くの人が予約を入れているので、実際に借りられるのは半年先とかになる。

これが一般的だ。

しかし、何冊も図書館が保有しているのにすぐに借りられる本もある。

これは広告等で一気に広まって図書館で何冊も購入されたが読んでみるとスカだったという本だろう。

要するに人気が継続していない、最初の広告だけで売れた本と言うことらしい。

また別のパターンでは、人気で予約はたくさん入っているが実際に本を手にすると、途中からは新品に近く殆ど読まれていない、と言う本がある。

多くの人が期待して予約は入れてやっと自分の番に回ってきたけれど、つまらないから?文章が下手だから?難しすぎて読めないから?理由はともかく、ほぼ全員が読まなかった本と言うことらしい。

人気のない本でも同様の現象がある。よく手にされるからか表紙はそれなりに汚れているし傷んでもいる。けれど文章の所は新品の臭いが残っているかと思う程綺麗な本もある。これも、読みかけた人の殆どが途中放棄した本だろう。

 

図書館の予約状況から、手にした本の状態から、その本の「実力」がわかる。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です