小池知事はデータを作る

今日(2020.05.01)の東京都でのコロナウィルスの新たな感染者数が 165人 と発表された。

この数字自体はさすがに ウソ ではないだろう。

でも、数字はどう見るかが大事だ。数字に意味を持たせるから 情報 になる。従って、この 165人 という数字は、小池知事の意図的な数字だろう。

昨日、一昨日と感染者数は 50人 を割っていた。その状態で、小池知事は、まもなくやってくる 非常事態宣言の終了期日をもっと伸ばす必要がある、と言い放った。その翌日に、自分の言葉(判断?読み?)を裏付けさせるこの 165人 という数字を持ってきた。

要するに、この3日間ほどで感染者数 250人 程という事実は変わらないだろう。しかし、自分の考えがいかにも正しいかのように見せるために、昨日、一昨日の感染者数を減るように仕掛け、その減らした分を今日に足しこんで、いかにも まだまだ と都民(?国民?)思わせるように作り込んだ数字だ。

非常事態宣言を解除できる状態にないのは分かってはいる。

が、しかし、小池知事のやり方には不快感しか覚えない。

週末の土日は都心に人が遊びに出ないように、小池知事はこの手を使ってきた。だから、今月は、毎週 決まって 金曜日 感染者数がうんと増えた。そしてその数字に踊らされた都民は、渋谷や新宿には出ずに、商店街やスーパー、そして近隣の県の行楽地を密にしてしまった。

完全な、小池知事の作った数字の施策の失敗だ 。

小池知事の数字づくりには前科がある。

築地の豊洲移転に反対と言ったら、豊洲の地下水(?)は濃密度の汚染水となった。しかし、豊洲への移転を準備していた築地の人々から、今更、の苦情が出て豊洲に移ることが決まった途端地下水は綺麗になった。

小池知事は、自分の都合のいいように数字を作る。

そうとしか思えない。

 

 

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