専門家??? part 4

新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、11月27日に

「人々の個人の努力に頼るステージは過ぎた」と述べ、政府や自治体の対策を強化すべきとの認識を示した。

と、マスコミは一斉に報道した。

やっぱり 感染症対策分科会=専門家 集団 は違う。
とんでもなく間違っている。

4月の 緊急事態宣言 も 外出禁止 ではなく、外出自粛 であって、「個人の努力」に頼ったのだ。
そのために、専門家集団が、行政が国民に外出は危険だ、外出しないようにとメッセージを発信したんだ。
さらに、直前までチョー元気だった 志村けん があれよあれよと言う間に悪化し1週間か10日程で亡くなった。
しかも亡くなっても身内で葬儀もできなかった。
ものすごく恐ろしい感染病だと見せつけられた。
だから国民みんなは、これは怖い、これは危ない、外出してはいけない、と各人が判断して外出しなかった。
法に従ったわけでも、マナーを守った訳でもない、個人の判断で、個人の努力で、外出を止めたんだ。
個人が努力したんだから、不満や陰鬱さが鬱積し、発散への願望が爆発しそうだった。

それが、夏前から、そろそろ出ていいよ。
三密を避けて出ていいよ。のトーンになり、
夏には GO TO で「さあ、外へ出ましょう、しばらく止まりかけた 経済 を回しましょう」
経済を回さなければ日本ダメになりますよ、と
行政が、そしてマスコミが囃し立てた。
ヤバイのは 夜の街 だけだと印象操作もした。
さらに、若者は、感染しても 無症状 か 普段の風邪程度に 軽症、とまでなった。

「個人の努力」の方向が、 外出 自粛 から 奨励 へ向きをかえられたのだ。
専門家、行政、マスコミによって。

そら、人は飛び出すわさ。友達と出会うわさ。

専門家集団が、コロナ感染を抑えつつ経済を回す、その方策をドンドン出し行政とマスコミが正しく国民に伝えていれば今の第3波は無かったのだ。
どう見ても元凶は 専門家集団 としか見えない。
専門家集団 の 認識 がまるっきり トンチンカン だというのが

「人々の個人の努力に頼るステージは過ぎた」と述べ、政府や自治体の対策を強化すべきとの認識を示した。

と言う結果だ。

大きく話はずれるけど・・・

今、どこででも普通に見るパソコン。
あれを考え出したのはマイクロソフトのビルゲイツでもなければアップルのジョブズでもない。
ゼロックスだ。
「専門家」がパロアルト、いわゆるサンフランシスコのシリコンバレーに集められて、これからのコンピュータはどうあるべきかが研究された。
電子技術の専門家ばかりではない、法律家、医者、芸術家、哲学者、心理学者、多岐に渡っていた。
そこで、PCの原型、ネットワーク前提のワークステーションが作らた。
これからのコンピュータを創造するからと言って 電子技術の専門家 ばかり集めてはまるっぽ当てががはずれるからだ。

今の 新型コロナウイルス感染症対策分科会 はどうなんだ?
芸術家?居ないだろうな。アウトドア コンサルタント 居ないだろうな。
哲学者、心理学者、脳科学者、キット誰も居ないだろう。
ちょろっと雰囲気を変えて報道したら国民はドーッと一方向へ流れる、心理学者、脳科学者は、試してみたくてたまらんだろうと思う。
実験ではなく、感染症を抑える策ならその心理学者、脳科学者はまさしく国民栄誉賞 ものだ。
逆に、今回の GO TO を黙って見過ごしていた 心理学者、脳科学者 は即刻学位返上しろ、と言いたくなる。
感染症対策分科会 と言う名の 専門家集団、果たして 経済を回して といわれても、例えば、企業の決算書を見て意味が分かる人間が一人でも居たのかしら?
社会を誘導することにはっきり方針を説明できる 心理学者は居たのかしら?
おそらく 感染症対策分科会 とは、恐ろしいほどに、極端に、視野の狭い集団に違いない。

今まで、専門家+行政+マスコミ がとち狂っていた事例をあげよう。

1.3密
密閉・密集・密接 の 密 を避けよ、と言う意味。
これはその通りで正しい。(私には、いまは 密集 がそれほど危険か?と感じなくもないが)
で、私の理解ではどれか一つでも 密 なら、アウト=危険 だと思っていた。
が、行政のトップ、安倍総理がアキエたんの九州旅行をかばって 2密 までだからセーフと言った。
でも、専門家もマスコミも誰も問題ありと言わなかった。どうかしている。
飛沫感染 = 飲み屋での会話 すなわち 密接 たった一つの 密、これが一番の感染拡大の理由だろう。
今からでも遅くない、3密のどの密も避けよ、どの密一つでも危険だ、と広報しろ。

2.出会いを80%減らせ
専門家(でもキャツは専門家か?たんにパソコン上で数字を転がしているだけのオタクだろう)が「出会いを80%減らせ」と言った。
それを行政とマスコミは「各自外出を80%減らせ」と報道した。
エエッ???と思った。
専門家は「各自外出を80%減らせ」と聞いて、さぞほくそ笑んだだろう。
外出を80%も減らしたら、出合はゼロに近づくのを分かっているから。
例えば、オフィスに2人居るとする。
二人が毎日通えば出会いは毎日100%すなわち1である。
これを二人が偶数日と奇数日を分けて出勤すると出合は ゼロ になってしまう。
そう、各自の外出を50%に減らしたら出合はゼロになってしまう。
出合を80%減らすのと外出を80%減らすのでは、全く意味が違う。
この話をすると、人は、「二人オフィスだから」「もっと人数が多ければ」と疑義を挟む。
じゃあ、今度は、A,B,C,D,Eの5人のオフィスだとする。
ここで5人が毎日オフィスに出たら、
Aから見て、A-B、A-C,A-D,A-E の4つの出合がある、
Bから見て、B-C,B-D,B-E の3つの出合がある、
(B-Aの出合は 先の A-B と同じだから二重でカウントしてはいけない)
Cから見て、C-D,C-E の2つの出合、
Dから見て、D-E の1つの出合がある。以上である。
すなわち、4+3+2+1=10の出合が、毎日あることになる。
ここで仮にAが一人だけオフィスに来なかったとすると出合は 3+2+1=6になってしまう。
そう、5人中の1人が出社しない、すなわち、20%の外出削減で、出合は 6/10 の6割に減ってしまう。
2人が出社しない、すなわち40%の外出削減で、出合は 2+1=3 で 70%減らしたことになる。
外出を40%減らしたら、出合は 目標の 80%削減に近づいてしまう。
これが正しい意味だったのに、専門家+行政+マスコミのデマによって、当時、私の住む横浜西口からは人が消えてしまった。
もっともそのお陰で、西口地下街はコロナの安全地帯になっていて気持ち良く安心して歩けた。
今の、西口地下街の密集ぶりを見ると恐ろしくて近づけたものじゃない。

で、当初から疑問だったのは 出会いを80%減らしたら どうだというんだ?だった。
実際のところ、出合は80%以上減らされた、けど、コロナは危険状態のままだ。
出合を80%減らす意味は何だったんだ?
ン?それとも、コロナ殲滅まで出会いを80%減らし続けろ、という意味だったのか?
もしそうなら、日本は完全に破綻する。
これを言った 専門家 こそ、破防法で捕まえて永久に豚箱に掘り込んでおいてくれ。

3.マスク
当初、ウィルスは、不織布マスクを通る。感染防止に役立たない。だった。
ただし、感染者の咳やクシャミでのウィルス拡散の防止には役立つ。誰が感染者か分からないので、みんな、人にうつさないためにマスクを着用しましょう。だった。
そのころ、私は、ウィルスが単独で浮遊しているのか?ぐらいに思っていたが、暫くたつと、感染者の口内の飛沫に付いていてそれが飛ばされ空気中に浮遊すると知った。
(それほど唾液に中にウィルスが居るとすれば、PCR検査を何故鼻から?という話は今回は置いておこう)
ウィルスは単独で浮遊するのではなく、唾液の飛沫に紛れ込んでいる?
だったら、マスクは感染防止に役立つ、ウィルスと飛沫のサイズはまるっきり違う。
ウィルス単独ならマスクを通過しても、飛沫ならマスクでブロックされるだろう、と始終マスクを着用するようになった。
反面、マスク表面にはウィルスが一杯居てる可能性がある、マスクの殺菌消毒は確実に、と実行している。

最近、この一ヶ月ぐらいだろうか、ようやくマスコミもマスクはコロナ拡散防止のみならず、コロナ感染防止に役立つようなことを言い始めた。
今頃遅いわ!!
しかも、感染防止=マスクの汚染 を言っていない。
片手落ちも甚だしい。
マスコミの言う事だけ信じていたら感染するよ。

4.フェースガード
あんなものは何の役にも立たない。
もう書く気もしない。ただ、
福島県だったかで、夏に、合唱コンクールの練習をフェースガードでしていてクラスターが発生した。
指導側は、フェースガードをしていたのに、と言っているのを聞いて目が点になったのを覚えている。
こんな指導者は、傷害罪で訴えるべきだ。
野放しにしていては危険だ。

もう、書くのにも疲れてきたので、最後に、直近の話題 GO TO なんじゃら について一つだけ書いておこう。

GO TO イート 、感染拡大地域は発行を止める??? アホかと思う。
全く逆だろう。
感染拡大地域だからこそ、GO TO イート はむしろプレミアムを 50% とかにアップすれば良い。
勿論、店内で食ってはいけない。お持ち帰りと宅配に限定して GO TO イート を拡大しろ。
みんなが自宅で食べれば、感染しないだけではなく、感染を広めない効果まである。

経済を回して感染リスクを減らす、そういう意見を出さない専門家は即刻フェードアウトしてくれ。

 

 

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