世界一のスーパーコンピュータを信じて良いのか?

まず、タイトルとは関係ないですが、

昨日の ブログ でNHKの天気予報がまるで当たらないことを書いた。

今日(2020.12.05)の首都圏ニュース845の天気予報コーナーで、

女性アナウンサーが天気予報士に「今日は、よく晴れて暖かでしたね」的な一言を声をかけて天気のコーナーが始まったら、予報士が

「やっと当たってホッとしています」といかにも嬉しそうな表情だった。

そう、今日は当たったが、昨日、一昨日とヒドイ(?無様な?)はずしようだった。

昨日ブログで書いたように 1/3 しか当たっていない。

でも、あの、予報士の 嬉しそうな顔 は好感が持てて良かったよ。

 

で、この天気予想はいわゆるスーパーコンピュータで計算した結果も大いに取り込んでいるんだろう。

その意味で スーパーコンピュータ と言われても 正解率は 1/3 程度だという事。

 

2~3週間前ぐらいだと思うが、世界一のスーパーコンピュータ 「富岳」 でシュミレートした会話や咳の飛沫の飛び方を NHKはじめ各TV局は報道していた。

世界一のコンピュータ 「富岳」 だから、これが正しいと言わんばかりの報道だった。

「富岳」は 計算速度 が確かに世界一速いだけであって、そこで示された結果が「正しい」とは全く無関係なんだ。それは、上述の 天気予想が 1/3 程度でもわかるだろう。

唾液の飛沫がどのように拡散するかは、「富岳」を使用した神戸大の教授が、どのような計算式や条件を「富岳」に投入するかで、まさに正しい飛沫の拡散結果を世界最速で出すか、丸っきりイカレた拡散結果を世界最速で出すか、の話であって、結果の 正誤 なんかスーパーコンピュータとは何の関係もない。

それをNHKはじめ各マスコミは「富岳」だからあたかも 正解 と言わんばかりに報道していた。

まさに ウソ、出鱈目、フェイクニュースの根源だ。

 

とはいえ、今回の飛沫の飛び方は結構的を得ていたように思う。

例えば、マスクをしていて咳されると飛沫は前ではなく、横から後ろに拡散する、という結果があった。あれは当たっていると思う。そう思っていたから、「富岳」の結果出されるずっと以前の夏ごろから、繁華街で咳をされると私はその人の前へ逃げていた。

フェイスシールドは何の効果もない、と以前のブログで書いた。だので、フェイスシールドで堂々と歩いているオッサンに腹が立って仕方なかった、マスクしろ!と言いたかった。「富岳」がフェイスシールドには何の効果もないと出してくれたからフェイスシールドで歩いているオッサンが激減した。これには感謝している。

が、しかし、車の窓を開けても換気の効果がほとんどない、との「富岳」の結果は、開いた口が塞がらないほどイカレた結果だと思っている。

毎日のように車運転している人は、全員、窓を開ければサッと換気されるのを知っている。

多分、神戸大の教授が、車内のみに注目しすぎて4つの窓のそれぞれの 外の空気圧の差や気流の差を無視して 均一 で手抜き計算したからこんなイカレた結果を出したんだろうと思う。

 

 

 

 

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