お酒を出す店、時短の実施は2割程度

神奈川県や横浜市と川崎市が お酒を出す飲食店に対して 時短 を要請している。それがどのように実施されているか神奈川県知事 黒岩 が 川崎・横浜 を見て歩いて歩いたらしい。そうしたら8割ほどの店が 時短 に応じず営業している、と憮然とした顔の写真で報道されていた。

8割が 時短 に応じない。納得だ。

勿論、医療の現場を考えると市民一人ひとりが感染拡大防止に努力せにゃならんのは分かっている。その上での感想だ。

この第3波対応で、時短要請が出されたときに、マスコミはすぐに現場(飲み屋街?)に飛んで店の人に「どうします?」と聞いて、店側は「やむを得ない、応じる」と応えている店が殆どだった。

ヘーっ、応じるんだ、えらいな~  と思っていた。

如何にマスコミが「応じる」を演出して見ても、実態は2割、すなわち殆どが応じない、と言う結果だ。私の感覚が狂っていなくってホッとした。

密になる 飲み屋 で感染拡大する可能性が高い、だから、だから店を閉めろ、言葉では十分に理解できる。何故飲み屋だけ?密なら、病院で医者・看護師と患者もだ。病院に 密 を避けろと言えないだろう。養護施設もだ。そして家族もだ。

飲み屋と病院・養護施設・家族を一緒にするな、馬鹿じゃないの!誰もがそう感じる。そんなことは分かっている。

けど、もし家族経営している飲み屋があれば、何故我々だけ時短を強要されるのか?と素直に疑問を感じても不思議ではない。行政が「線引き」をするなら、その線の引き方を明確に理路整然と説明する必要がある。総理の桜を見る会の何じゃらの説明責任以上にだ。なんとなく皆にそう思わせておいての 恣意的行政 。これが最も危険な政治だと思う。

時短に応じた店には行政側から支援金を出す。もうそれは誰の目にも当たり前になっている。だがその金って、国であれ、県であれ、市であれ、造幣局へ行って印刷して札束持って帰ってくるのではない。明日に借金を回しただけだ。ほとんど全く議論はなされずに鉛筆舐めて作った緊急予算としか思えない。

きちっと県民・市民の前に費用対効果の数字を出すべきだ。

何時までなら飲み屋の損失はどれぐらい、のシミュレーション

時短要請しなかった場合から何時までの時短かによる感染防止効果

そして借金してまでの費用対効果

何一つ無い、全く思いつき、その場の空気、の行政でしかないだろう。

こんな行政、怖くないですか?

そもそも 飲み屋 での感染ってどの程度?飲み屋を迫害して効果あるの?

数か月前の、地球温暖化防止のために レジ袋有料化。限りなく 効果ゼロ に近い愚策と今回も同じか?

 

行政が、何の 数字 も エビデンス も エスティメイション も 費用対効果 も出さす、空気 だけで あ~しろ こ~しろと言ったって誰も聞かない。

むしろ 聞いてはいけない それが正しい姿だと思う。

最後に、決して、私は 飲み屋を開けろ、と言っているのではない。閉めろというからには、行政は 国でも県でも市でも エビデンスを示して指示して欲しい、ただそれだけだ。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です