日本医師会のメッセージが空しい(むなしい)

この一ヶ月ほどは、毎日のように コロナ感染者数が過去最高 と言う感じになって、対応に当たってくれている医療現場は崩壊の危機に面している

(コロナ患者だけでなく、他の患者さんの治療が出来なくなってきている)

そのため何としてもコロナ患者数を減らしていく必要がある。

けど、国は、年末年始の GoToトラベルを止めただけ(他には何もしなかったと思っている)そんな、国の行政には頼れないので(県や市のトップ、すなわち、知事や市長は、ここぞとばかりにマスコミに露出して、財政赤字の拡大化を一言も言わず、いかにも自分が頑張っていると言わんばかりに 支援金 を積み、次期選挙の票獲得にのみ関心を払っている、様に見えるので)とうとう日本医師会会長は行政による対処を諦めて、一般国民に対して 春の緊急事態宣言発令時の、未知のウイルス感染症に対する危機感、緊張感 を今一度持って欲しいと訴えた。

全くもってその通りなんだけれど、それは、無理なお願いなんだ。

私には、 行政とマスコミ によって そんな 危機感、緊張感 は持たなくてもいい、と言われているようにしか見えないんだ。

私の住んでいる 神奈川県横浜市の場合、こうなんだ。

2020.12.24 神奈川新聞の Web版 kanaloco.jp では

本日 12月24日クリスマスイブ の横浜市の感染状況の発表は、過去最多で危機的状況であるにもかかわらず次のようになっている。

『感染者248人の症状別内訳は中等症4人、調査中14人で、230人は軽症または無症状。感染経路が判明している117人のうち、41人は家庭内感染が疑われている。』

そう、少し表現を変えれば、「93% ~ 98% の感染者は「軽症または無症状」」と言っている。

感染者数 248人 なんて言われたら、恐ろしい数字だと思う。でも、すぐそのうしろで、即入院が必要な患者はたったの4人、 と言ってるんだ。

行政とマスコミは、危機感どころか「安心感」しか与えていないと私には見える。

 

 

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