ネットで安く手に入れられそうだったのでポチッとやった 杖 、早速、山に持って行った。
雪山の、それも新雪の山ではラッセルする足元が不安定なので 杖 があると安定する。
が、今回の雪は、まだ朝が早いからか、クラストしていてほとんど踏み抜かずに歩ける。
そんなところで2本杖を出してみてもうまく歩けず、脳から 右・左・右・左と号令を発して足と杖の動きのタイミングを取ってやらないと歩けない。
手の動きが遅いのか?いずれにしろ、足も手も、そして脳も疲れる。
脳が他のことを考えて号令を発しないとすぐに腕と足の動きはちぐはぐになる。
そのうち気が付くと杖を2本揃えて右手で持っていた。
これじゃあただの荷物に過ぎない。
それでも今日は 杖 の練習だとザックに収納せずに持って歩いた。
稜線に出て、小さな上り下りを繰り返すようになっても 杖 は持っていたが、使った記憶がない。
下山時、木を持って下る急斜面が続くようになったので、木に 杖 がからまってただただ邪魔なだけになった。
さすがにもう頭に来てザックに収納した。
以降、杖はザックにくくりつけられたまま駐車場まで見向きもされなかった。
たかが 杖、されど使い方がサッパリ分からない。
やっぱり古いスタイルの私には 杖 は使えないか???
次回は、ピッケルのように片手だけ使ってみよう。