先日、La Sportiva の Boulder X というローカットシューズを買った。
これはアプローチシューズだ。
見た感じでもトレッキング向きではないように見えるし、もしかしてゴアではなく、よって防水性能が弱いかも知れない。
さて、岩場での調子はどうか? 弁天岩へ行ってみた。
手ぶらで行ったので登った訳ではない。
地面から1m程の高さのところで、岩に乗ってその感触を確かめた。
最初の一歩二歩は「ありゃダメじゃん」という感じだっかが、足の置き方にすぐ慣れて「ウーォ、これは良い!!」となった。
靴底で岩をしっかりとらえるとものすごいフリクションがある。
細かいスタンスに立つと言うことが基本的にないアプローチで使う分にはビックリするような登攀力を発揮する。
これは良い靴を買った、と悦に入っていた。
ビブラム靴底でありながらハイカットシューズのような底の硬さがないので小さなスタンス、例えば5mm~1cm程度のスタンスとかには非常に立ちにくい。
この程度のスタンスなら、フラットソールの靴でもハイカットシューズでも確実に立ちこめるが、このアプローチシューズでは無理に近い。
この細かいスタンスでなければ実に登り易い。
良い靴を手に入れた。