今年(2014年)の5月の連休に奥穂で2人の方が無くなった。
「間違い尾根」に入ってしまっての疲労凍死だった。
そのことに関して5月7日にこのブログで「間違い尾根、そんな名前の尾根があるんだ」という印象を書いた。
この遭難は、3人パーティで2人が無くなったが一人は無事に救助されている。
だから詳しい報告があるだろうと思っていたら、今月発売の「山と渓谷」に事故報告がでていた。
いや、事故報告と言うより高桑さんの遭難死された本図さんへの追悼文だ。
私のように、何かあると怖がってすぐに逃げてしまう、それでも何度も事故を起こしてきたショボイ人間には、果敢に突っ込む本図さんの気持ちは分からない。
私なら、とっくに逃げ出していた山行のように感じた。