この前の日曜日、久々に山の仲間の人達に声を掛けてクライミング(岩登り)に行ってきた。
国民宿舎裏妙義に車を駐車して歩き始めた時は寒くて、これじゃ岩登りなんか出来ないかも、と言う寒さだったが、歩き始めると身体は温もってくるし、風もほぼ無くなり、南面の岩場ではむしろ汗ばむ暖かさになった。
タドン(炭団)の壁といわれているように、黒い砂岩に黒い石が埋め込まれたような壁で、初めは、変に荷重をかければ、タドンが崩れ落ちるのではないかと気になるが、以外とどのタドンも安定していた。
地元の山岳会の人だと思うが、良く整備されていて、2~3m間隔でハンガーボルトが打たれている。
場所によっては1m間隔で打たれているし、ビレーや懸垂下降の支点はしっかり作られているので安心して登れる。
私たちは、50mシングルロープ一本で登ったが、どうもダブルロープで登るように設定されているらしく、ボルトは2列になっているのか、シングルロープでランニングビレーを取っていくと、ロープは右に左に屈折して Z 状になってしまう。そうなると、ロープは流れにくくなるので、ボルトは1つ飛ばしとか2つ飛ばしでランニングを取っていく。
ところが、得てして、このボルトにランニングを取らなければ、怖いでしょう、と思うボルトを飛ばしていかなければならない。
ひえ~怖いよう~、と泣きたくなるような怖さを我慢して、ロープを延ばしていく。
そんな所を越えると、やったぜ~と気分爽快になる。
そんな感じでグングン登っていけるので実に楽しい。
登りわずかに1時間半程のクライミングだったが、実に気分良かった。
やっぱり、クライミングは良く整備されたゲレンデが楽しい。