このスノーシューは優れもの

この季節に山に入ろうとすると雪の中を歩くしかない。

つい2年前までは、山スキーで気持ちよく遊ぶことが出来た。

でも事故って山スキーを止めてしまったので、雪に潜らずに歩く道具がいる。

それがスノーシュー。

スノーシューでは第一級ブランドの MSR のスノーシューを2つ持っている。

1つは、初期のもの、もう一つは最近の新しいものでNさんから借りっぱなしで使っているものだ。

ただどちらも、この12月、1月、2月の降雪期で使うには少しばかり小さい。で、一番大きなものは?とネットで探していたら DOPPELGANGER 2WAY EXTRA SNOWSHOE SW-27 と言うのが見つかった。しかもお値段は MSR に比べて 1/3~1/4程度と驚くほどリーズナブル。ダメ元ですぐにポチィとやった。現物を見てみた第一印象は、初期のMSRに似ている、こりゃダメだわ、だった。snowshoe_size

それを先日群馬県から新潟県に入ってすぐの苗場スキー場近くの山で試し履きをしてみた。

最初、スキー場の圧雪されていないゲレンデを登りだしたときの印象は、サイズ的には一番大きなスノーシューなのに山スキーの倍ほど潜る、やっぱりダメだ、だった。

ところが山スキーでは到底直登出来そうにない傾斜の斜面でも結構安定して登っていける。

斜上でもしっかりグリップしてくれる。

ン?これは初期のMSRに似ているがグリップ力は比較にならない優れもののようだ。

下降でもMSRならちょっと怖いか?と思うような下りでも安定して下っていける。

斜めの下降など新しいMSRと比べてもそのグリップ力はまるで違う。

オイオイ本当かよ?スノーシューでこんなに下降が出来るのか?とどんどん下ってみるが全然問題ない。うそ~というぐらいグリップ力がある。

このドッペルギャンガーの 2WAY EXTRA SNOWSHOE SW-27 と言うスノーシューは優れものだ。

家にあるMSRのライトニング アッセントとわざわざ山の店にまで行って最新のライトニングアッセントのクランポンを見てきた。なるほどドッペルギャンガーのスノーシューに比べて下降時のグリップ力がないのは納得できる。

ドッペルギャンガーのクランポンはデッカイし、しっかりカカトにも付いている。

足裏でグリップさせようという構造だ。snowshoe_thum_parts_06

MSRはエッジで滑りを停めようという構造になっている。雪(氷)の用途が違うようだ。

ドッペルギャンガーが内陸部の乾燥雪にどの様な効果があるかまだ試していないので分からないが、少なくとも、2月中旬までの上越の湿雪には断然優れている。

3月以降、雪面がかなり堅くなりだすと、ドッペルギャンガーの履き心地がどうなるかは不明だが早く試してみたいと今から楽しみだ。

今回はネットで良い買い物をした。

 

 

 

 

 

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