怪我の療養

もう今日は2月の末日。またもブログの更新を1ヶ月間サボってしまった。

書く内容がないと言うより、書く癖が消えてしまった、って感じだ。

さあ、改めて書いていこう。

 

年初、正確には 2015年1月5日 に釜トンから歩いて雪の上高地に入った。

いわゆる正月休みの終わった月曜日と言うことで、穂高の稜線も無風の快晴なのに人はほぼゼロに近かった。満足のいく、気持ちのいい山だった。

帰りの釜トンで、「あれっ、道路が濡れているの?凍っているの?」と、前屈みになりながらそーぉっと左足を乗せ右足を乗せた瞬間、「痛い!!」。

どのように転倒したか分かっていない、氷での転倒は速すぎる。

氷から離れてうずくまった。

少し落ち着いてから歩き出し、車に戻って、運転して横浜まで帰ってきた。

翌朝、以前2回お世話になった新横浜の整形外科へ行くと、先生が病気療養のため閉院となっていた。それはいけない「お大事に」と締まっているドアに向かって言って帰ってきた。

午後、家から一番近くの接骨院へ行った。

骨は折れてはいないでしょう、とのことだったが、翌日通院したら腫れは更にひどくなっていて「これは折れているか、少なくともヒビいっている」との見立てに変わった。

週末の金曜日、隣の駅の病院の整形外科でレントゲンを撮って診てもらった。

レントゲンでは骨折の影はなかったが、診断書は「骨折」だった。

毎日まじめに接骨院へ通院した。

左手首は順調に回復していっているので、ついでに、3年前の骨折手術で固まってしまっている右足首の治療もお願いした。こちらもみるみる良くなって、傾斜が45度の階段の坂をカカトを着けながら、足裏全体でペタペタ上がっていく。

この45度の坂は、問題の右足はカカトガまでペタッと着くが、何も問題ない左足のカカトは固くて着かない。

接骨院でコチコチになっていた右足をほぐしてもらったら、何も問題なかった左足より柔らかくなった。これはスゴイ。

う~ん、なるほど。

これが大手病院と町医者の違いらしい。

大きな病院は手術など大きな病気は治してくれるが、直すまで。その後のリハビリは「自分で頑張れよ」で終わっていた。町医者は、しっかり最後までリハビリにつき合ってくれる。

それぞれの持ち場が違うのがよく分かった。

 

ところで、問題の左手首は、一月半は毎日通院して治療してもらったおかげでもう日常生活にはなんの支障もなく10日ほど前から2日に一回の通院に変わった。

先日、雪の乗鞍山3000m峰にも問題なく登って来た。

もうあとすこしで治療は終わりそうだ。

 

年賀状に、今年は雪の山で頑張ってみる、と書いたのに、出鼻をくじかれた格好になってしまっていた。

3月に入ったら、その雪の山で頑張ってみよう。

 

 

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