オバカンの山
還暦後(オーバー・カンレキ)の山行記録
last update : 2021.02.28
【山  域】北ア・穂高・明神東稜  小梨平キャンプ場から日帰り登山
【日  付】2011年5月3日~5月5日
【時  間】2011年5月4日
      小梨平 2:35  明神館 3:20  下宮川谷二股 4:10  宮川のコル 5:10
      ひょうたん池 6:15~6:30  東稜の頭 8:50~9:00  バットレス 9:10~10:10
      明神山頂 10:40~11:15  前穂とのコル 12:10~12:25  奥明神沢 12:50
      岳沢小屋 13:45~14:20  河童橋 15:35
【メンバー】単独行
□■□ 2011.05.03(火) 小梨平へ、下宮川谷取付き偵察
珍しく新島島を昼間に通るのなら「とく兵衛」も開いているのでざるそばをいただいてから沢渡岩見平駐車場に向かった。
上高地へのシャトルバスは荷物代が要らないとのこと。特大のザックと手には食料の入ったナップザックにヘルメットで一人分の座席を取るのに。有り難い事だ。
荷物は大きいし重いが徒歩わずか10分程の小梨平キャンプ場までなので苦労なく到着する。
正面に岳沢が見えるところに設営したが、周りにテントはかなり多い。(夜、隣のテントのいびきがうるさかった)
テントの受付を済ませて、すぐに明神へ向かった。
雪解けの水で径はベトベトだ。小雨が降り出したので傘を差して行く。
明神橋を渡って右へ、信州大学の養鱒試験場への径へ入ると建物の前に「ひょうたん池」と書いた小さな案内板がありその先の小橋を渡るといきなりクマ笹ブッシュで径がない。
右手にペナントが一杯ぶら下がっているのでともかくそちらへ行く、とまた小川を渡る。
やはり径があるような無いような感じだがペナントを頼りに進むと次第に径らしくなった。 どうやらこれで間違いないらしいと確信して引き返した。

□■□ 2011.05.04(水) 明神東稜から奥明神沢、日帰り
2時起床。雨は全然降っていないようだ。お茶だけ温めて飲んで出発した。
au携帯のGPSで現在値を補足するように設定した。
径は当然ぬかるんでいて歩きにくいし、新月なのだろうか月明かりが全然無い。
昨日の偵察のお陰で不安無く登り始めたもののやっぱり径は判然としない。
ヘッドランプできょろきょろしながら自信なく進んでいく。
暫くすると堅い残雪になり昨日登った人のであろう薄い足跡を頼りに登る事が出来る。
下宮川谷は途中で右のルンゼを詰めて宮川のコルに出る、その分岐を見落とさないようにかなり神経を使いながら進んでいく。
養鱒場から30分程でその分岐はあるという事なのでそのころから足跡を追うだけでなくヘッドランプでキョロキョロ確認する。

宮川のコルへ向かうルンゼ
宮川のコルへ向かうルンゼと5峰

そのルンゼに入って少し傾斜が出てきたのでアイゼンを装着した。少し明るくもなってきたのでヘッドランプは直した。
アイゼンのお陰ですたすた登れるが距離にしろ高度差にしろコルまでかなりある。
コルまで来るとすっかり明るくなってきた。
携帯のGPSを見ると現在地喪失となっているので再補正したら、確かに宮川のコルに現在地が移動した。


宮川のコルから見る5峰
宮川のコルから見る5峰

ひょうたん池への広い雪面を進む。
5峰はなかなかの迫力で仰ぎ見る事が出来るし、梓川は遙か下に俯瞰できる。


宮川のコルから見るひょうたん池のコル
宮川のコルから見るひょうたん池のコル

見通しの良い広い斜面だが登るのはしんどい。
ひょうたん池からの稜線には一パーティが登り始めているのが見える。
そのあとも2~4人のパーティが数組続いた。


池から見る東稜の頭と前穂
池から見る東稜の頭と前穂

もう誰もいないだろうと思ったひょうたん池に着くと一パーティがまだテント撤収中だった。
もうここまでですっかり疲れたので帰りたい気がするが、逆に折角ここまで来たのだからもう一がんばりして山頂を目指そう、と自分に言い聞かせる。
ここでヘルメットを着用した。
携帯GPSを見るとまた現在地を喪失していて、再度補正して歩き出した。
多くの人に踏まれたトレースを行く。


ひょうたん池のテント場
ひょうたん池のテント場

すぐに露岩帯に着いたが数パーティが団子になっている。
まず2~3パーティが右手のブッシュ帯にザイルを延ばしている。
その次のパーティは左手から登っている。
そして更にその下で3人パーティが順番を待っていた。
私は、フリーソロなので先に行かせて頂きましょう。
まず、今回で使用が2回目のあんちょこピッケルを取り出し、最下段の3人パーティの先に出させて頂いた。
左手は、砂付の壁が雪解けで濡れている。まあ、沢でもやっていないと取り付く気がせんわな、と言う感じのいやなところ。
でも行けそうだし、何よりも右のブッシュ帯の人たちは全然動いていない。
左側をリードしていった人がほぼ上まで辿り着いたと思われる時、私も左から登り始めた。
浮き石を掴まないように慎重に一歩一歩登ると4m程のところの右手に残置ピトンがあった。
折角なのでヌンチャグを使おうとするとすぐ後ろにセカンドで登る人が追いついてきていてザックからヌンチャグを取って渡してくれた。 有り難い。
でもその人は私より更に左側の残雪に切られたステップを登って行かれた。
そうか、リードした人はこの砂付きの岩ではなくもっと左の雪の壁を登ったのかと改めて気が付いた。
私はそのままボロ壁を更に数m登っていくと、雪の斜面に変わったが、そこには立派なバケツが上へと続いていた。
どうやら私のルートが一番正解らしい。
先ほどのロープの2人組の人のステップは、やはり更に2~3m左に続いていた。
立派なバケツを登り始めると右側で動かなかったパーティ2組の3人が右手のブッシュにいた。
そのうちの一人が、「そこは雪壁ですか?」と聞いてこられたので「壁と言うほどではないですが雪面です」と答えた。
そう、右手のブッシュ帯に進んだ皆さんはルート取りを失敗したのだ。
登り始めるとすぐ先で、先ほどのロープの2人組パーティがロープを片付けて居られ、先を譲ってもらう事になった。
結局ここで4~5パーティ全部を追い抜いた事になる。
宮川のコルからの登りで見たのでは、もっと先に出たパーティが居るはずだ。
昨夕、下では小雨だったのがこのあたりは当然雪だったようで、その新雪が風で飛ばされて立派なステップは残っているが、先行く人のアイゼン跡は完全に消している。
そのステップを頑張って登るももう力が尽きた感じだ。
そのうちお腹の調子が妙になり、いつものように嘔吐が始まった。吐いてしまうと少し楽になる、厄介な身体だ。
もう少し先に東稜の頭が見えるが、先ほどのロープの2人組パーティに先を行って頂くべくステップから右にそれて立ち止まる。
後続のパーティはない。まだ先ほどの露岩を越えられないようだ。


東稜の頭から見るバットレス
東稜の頭から見るバットレス

50歩進んで一休みの登りでやっと東稜の頭に出たと思いきやそこは頭ではなく、まだ先にピークが見えた。
がっかり。もう帰りたくなって来た。
だが、ここまで来ると明神の3~5峰がよく見えるしブッシュもなくなりすっきりした雪稜に変わっている。
携帯のGPSは、やっぱり現在地喪失で今度は補正も効かなかったのでもう電源を切った。有料サービスのくせに役立たず!
なんとか頑張って東稜の頭まで来るとさすがに景色は良い。
ザックに腰掛けて休憩する。
正面には、明神主峰。右手に前穂。左手には明神5峰と、いずれも格好いいピークが目の前に見える。


東稜の頭から見る明神主峰と2峰
東稜の頭から見る明神主峰と2峰

バットレスには、3人パーティが取り付いている。その下の岩を左から巻いてロープの2人組パーティが登っている。
やっぱりバットレスはなかなか難しそうに登っている。
なんとかロープの2人組パーティに追いついて、私のロープをバットレスの上でFixしてもらうように頼みたいと思う。
なだらかなラクダのコルを通過し、今までの雪面より簡単かと思われる下部の岩を左から巻いてバットレスの基部に着いた。
ロープの2人組パーティのリードの人が壁を抜けたところぐらいだった。
夏の写真に比べると岩の半分ほどが雪の下なので今はわずかに5~6mの壁。
しかも傾斜もそんなにあるようにも思えない。
自力で登る事にする(当たり前か。笑)


東稜の頭から見る前穂
東稜の頭から見る前穂

ここでロープ(9mm,30m)を出し、ハーネスを着けようとすると、アイゼンを履いたままではハーネスは履けない。
あらまそうなの?と片足ずつアイゼンを脱いでハーネスを通す事に。
ガチャ類を身にまとい、ロープを固定し、シュリンゲ結びでハーネスにつないで右手の凹角から取り付いた。
適当な間隔で残置ハーケンがあるのでランニングをとる。上部で右にトラバースするところに噂のお助け紐がある。
が、スタンスは幾らでもあるし、ホールドも結構あるのでヌンチャグは勿論お助け紐に触れることなくあっさり登れる。
まあ空荷の性だろうがあまりにあっさり抜けられた。
上部でFixし、懸垂で取り付きに戻って荷を担ぎ登り返したが、ヌンチャグやお助け紐を持った方がかえって体が左に振られる感じがするのでは?と言う気がした。
Fix地点で、ガチャ類とザイルはザックに戻し、ハーネスは着けたままいよいよ最後の雪面から頂上を目指す。
多少傾斜があるような気もするが、しっかり雪が付いているので一歩一歩足を上げて行くのみ。


主峰からの2峰
主峰からの2峰

頂上直下の岩肌の近くを左から巻くように雪上を行くと突然風が強くなり、寒っ、と感じたら目の前が開け、黒々とした2峰が足下急なコルの先に見える。
5峰から来た人たちだろうか数名が懸垂で下ってきている。
そのコルには、多分、先ほどまでのロープの2人組パーティだろうか居られる。足速い。もう主峰を踏んでコルまで下られたのだろうか?


主峰から見る前穂
主峰から見る前穂

西側斜面を巻くように雪の上を行くとついに明神主峰に出た。意外と広い。
8時間かかって登ってきた山頂の景色は、さすがに素晴らしい。
右手に前穂。吊り尾根の先は奥穂。ロバの耳、ジャン、天狗のコルから西穂へと続く。
目の前は真っ黒な2峰、その頭越しのずっと先は焼岳がまだまだ白い。
更に左へ3峰から5峰へと続く。


主峰から見る東稜の頭と徳沢園
主峰から見る東稜の頭と徳沢園

反対側の、登ってきた東稜側を見下ろすと遙か下に梓川がよく見え爽快そのもの。
いつも梓川林道から見上げている頂上に、私は今、居る。
風もあまり無く、天気も完全に回復し、ゆっくり休憩する。
前穂から来るパーティが2パーティぐらい居る。荷物は小さい。この人達はどんなコースなのだろうか?
5峰から来た人に聞いてみたら、昨日は5峰にテント泊してこの主峰を往復、元気があれば前穂往復のようだった。今夜も5峰でテント泊らしい。
なるほど、5峰から前穂往復とは楽しそうなコースだ。
でも私は、5峰を目指さない、奥明神沢を下る。
5峰への岩場が怖いと言うより、もう、上り下りは要らない、下りのみしか体力ございません。
その下りの前穂との最低鞍部へは、稜線通しではなく2峰とのコル側から西側を巻いて行くのが行きやすいようで、稜線通しだと何回かの懸垂あるらしい。
そんな訳で2峰からの巻き径を覗くと確かに雪面が続いている程度の傾斜のところを巻いていけるようだが、残念ながらトレースはないし、稜線通しはザイルが必要なほどの厳しさには見えない。
確かに、前穂から来た人はロープで確保しながら登ってこられたようにも見えるが、まあその時はその時、取り敢えず、稜線通しに下る事にする。
先ほど東稜の頭に着いた時、バットレスを登って居られた3人パーティの方が最低鞍部目指して歩きはじめられたので暫くしてから私も歩き出したがすぐに追いついた。
前穂からの人が、登りでロープを出して居られたところも左手斜面をクライムダウンと言うほどでもなく難なく下って行けた。
なだらかなピーク状のところは雪が無いのでアイゼンを脱いで手にぶら下げた。
昔の2本締めアイゼンならそんな脱着時間はもったいなくて脱げないが、今のアイゼンバンドの脱着の簡単さは実に有り難い。


最低鞍部直前から見る前穂
最低鞍部直前から見る前穂

最低鞍部直前から見る吊り尾根と涸沢岳
最低鞍部直前から見る吊り尾根と涸沢岳

最低鞍部の直前は急な斜面で、アイゼンを着け、しかも最後は懸垂下降でコルに降り立った。


最低鞍部直前から見る主峰と2峰
最低鞍部直前から見る主峰と2峰

コルから奥明神沢側は先ほどから別の3人パーティの方がロープを使って降りて居られた。


最低鞍部直前から見る奥穂から西穂
最低鞍部直前から見る奥穂から西穂

最低鞍部直前への懸垂開始点
最低鞍部直前への懸垂開始点

山頂からここまで一緒だった3人パーティの方は、最低鞍部からロープ無しで下り、奥明神沢の前穂との分岐まで下りきるとさっさと尻制動で居なくなった。速い速い。
私は、今日はピッケルが今までのと違って短いのでどうも様子がちがう。おっかなびっくり怖い怖いと前を向いたり、横を向いたり、後ろ向きになったりあの手この手で下っていく。
もう12時もまわり、雪は完全に腐っているので、いい加減な足の置き方をするとステップが崩れツルッと落ちそうになるので、しっかり一歩一歩踏み込まなければならない。下りと言っても疲れる疲れる。
あ~ぁ、下りはシャフトの長いピッケルが欲しい。
2350m付近だろうかデブリの跡があり、その下で、疲れてもう下るのもいやだと、ザックの上に腰掛けてしまった。
もうすぐそこに岳沢小屋が見えているというのに。
雪を頬ばり、口に中をすっきりさせてからもうあと一頑張り、小屋へと下った。
小屋まで下ると、山頂から一緒だった3人パーティの人が居られ少し会話した。
ここで、アイゼンをはずし、オーバーズボンも脱ぎ、アウタージャケットも脱いで身軽になったが、風が吹くと寒いのでアウタージャケットは着る事にした。 ピッケルもザックに取り付け、ヘルメットももう脱いだ。
さあ、昨年の夏を思うとここから河童橋まで3時間。今日はもっと疲れているかも、と覚悟して下り始めた。
今年は、雪が多いらしく、下部の樹林帯の直前まで沢の雪の上に径はつけられていた。


中明神沢出合近くの岳沢
中明神沢出合近くの岳沢

その雪上の径が左手の河原状の石に消えたところで、これで岳沢ともお別れか、と休憩を入れる。
その先で前明神沢から降りてこられた3人パーティの方と合流した。 そうなんだ、4・5のコルからここに降りてこられるのだそうだ。(但し、上部は、たいそう急だとか)
その先、樹林帯は倒木がひどく少々歩きづらいが、なななんと1時間15分で河童橋まで降りてきた。
雪道を下るとはなんと速い事なのか、改めて思い知らされた。

今日一日ほとんど何も食べていないが食欲は無いので、水分だけ補給して早々にシュラフに潜り込んだ。

もう体力がないので登るのにつらい思いをしたが、積雪期の山として有名な「明神東稜」だけで、5峰側へも行かず前穂にも届かず奥明神沢を下るのみの今日のルートは、雪岩稜登りとしては実につまらない。岳沢のコブ尾根よりずっと楽しみに欠けるルートだろう。 岳沢で言えば、畳岩尾根レベルだろうか。
ただし、目の前に見える前穂高、吊り尾根に続く奥穂高、そして西穂高への主稜線の展望は実に素晴らしい。
上り下りのルートはどうあれ、この景色を見に来る価値は十分にある。



□■□ 2011.05.05(木) 小梨平から下山
朝は8時過ぎまでシュラフに入っていた。

小梨平から見る岳沢
小梨平から見る岳沢

キャンプ場の草地で餌を探す母猿
キャンプ場の草地で餌を探す母猿

テント撤収後、ペットボトルなどゴミはキャンプ受付小屋前のゴミ箱に捨てて、すっかり晴れ渡った岳沢の写真を1枚撮って、バスターミナルへと帰ってきた。
10時発のシャトルバスは、当然の事ながら良く空いていた。こんな大きな荷物でも人に迷惑かけていないだろう。
帰路も、新島島では「とく兵衛」に寄らせてもらった。

【テント泊】
この残雪の5月という時期は、テント泊で好きなところへ行ってみたい。が、もうテントを担いで歩ける力は無い。
そんな老人にはバス停から10分ほどの小梨平のキャンプ場は有り難い。
今回は食料を買ってしまったから夕食は持って来たが、夕食は持って行かなくても小梨平の食堂か河童橋の前の食堂で済ませられる。 そうするとコンロは持って行っても飲み物だけで済ませられ、食料不要、食器不要、巻紙不要と、これまた楽珍なテント泊が出来る事になる。 また小梨平は、樹林の中のテント場なので今回は一応ペグも持参したが、そこそこ石が転がっているのでペグも不要だった。
夏も、上高地周辺なら、この手で考えてみよう。

【新しい道具・コンロ】
燃料がホワイトガソリンからガスになってから、ずっとガスもコンロもEPIを使っていた。
従来のは、火力は強いが少々かさばるので昨年秋に EPI REVO-3700 を購入し、今回初めて使ってみた。
ゴトク全体から炎が出るものと思っていたら、中央部からしか出ないし、音も、あのゴーッといういかにも燃えてますと言う音もしないので正直不安なコンロだった。
別段お湯が沸騰するのが遅かった訳ではないが、慣れないから今ひとつ不安がぬぐい去れなかった。

【新しい道具・ピッケル】
今までの雪の山は、ウッドシャフトのウィリッシュのピッケルと共に歩いてきた。
今回は、コンロと同様、軽くて短い カンプのコルサ・ナノテク を持って行った。
シャフトが短いので、奥明神沢のあの程度の下りでも泣きが入るほど使いづらいが、登りでは実に楽だった。
私は、立っているのが怖いほどの傾斜でもない限り、雪稜も雪壁も登りのピッケルは、ピックではなくシャフトを雪面に刺すのでシャフトが短いと扱いやすい。
特に驚いてピッケルに向かって「お主すごいね」と、つい声をかけてしまったのがバットレスの登りで右へトラバースする時だった。
岩に取り付いてすぐにピッケルは右手首からぶら下げていたが、トラバースで右手を広く振った時に、ぶら下がったピッケルがスタンスの邪魔にはなったが、右手首に重さを全然感じさせない。素晴らしい。
あまりに軽いので、ブルーアイスのような場合はどんな使い勝手なのだろうか少々不安はあるが、想像以上に良いピッケルに出会えたと喜んでいる。

 2011.05.03~05.05 北ア・穂高・明神東稜に関する 掲示板  
  ルート別の各ページに掲示板を用意しています。
  各ルート別のご意見やご質問は、それぞれのルートの掲示板にお願いします。

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