そして良い靴を買った

今日、ローカットシューズを買った。

昨日のブログに対して今日の購入だから、その貪欲さもハンパ無い。

先日、横浜西口の好日山荘へ行った。

そこで La Sportiva の ボルダーX というアプローチシューズを見た。

幅広そうに見えた。これならいけるかもと見て帰って、昨日の水曜日、ららぽーと横浜の好日山荘へ行った。

あらら、La Sportiva のローカットシューズは置いていない。

変わりにというと変だが、生産中止になった The North Face の Vindicator の新モデルが出ていた。

と言う訳で、ららぽーと横浜の好日山荘では買えずに昨日のブログとなった。

けれどもやっぱり気になる。

で、今日また、横浜西口の好日山荘へ行って La Sportiva の Boulder X を履かせてもらった。

う~ん、足の指先痛くない。

即決。

さあ~て、実際に山で履いてみたらどうなるか。楽しみだ。

 

 

 

良い靴が欲しい

山用のローカットシューズが欲しい。

数年前に The North Face の VINDICATOR と言うローカットシューズ を買って履いていた。

しかし、昨年、南アの3000m峰を全部(*1)登ったりして酷使したのでもう底がすり減って山では危険で使えない。

今は、毎日の町中で履かせてもらっている。

 

このTNFのVindicatorの寿命を察知して、一年前の5月に MAMMUT Redburn GTX を買っている。

この靴は、見ただけで「格好良い」と感じた。

格好良すぎて私の甲高ダンビロの足には無理だと思っていたが、お店の女の子に試し履きを薦められて履いてみたら何とか履けた。で、嬉しくなって即購入。

町中でちょくちょく履き慣らしをしてみた。

10m程歩くと、いくらでも歩きたくなる。

本当に歩きたくなる靴があるんだと、驚いてしまう。

ところがやっぱり、靴幅の狭い分を長さに余裕を持たせて履いているので、親指の先には空間がある。

この空間が、岩のスタンスに乗った時に非常に怖くて腕力に頼らないととてもじゃないが登れない。

そして、やっぱり幅の狭いのを我慢して履いているので、下降時には痛くなると思う。

と言うことで、 MAMMUT Redburn GTX は山には使えない。

結果、山用の ローカットシューズが必要になる。

幅広の MAMMUT Redburn GTX が欲しい。

似たコンセプトの SCARPA Mystic GTX を履いてみた。

これも歩きやすそうな靴だ。

長さはピッタリにして見たので、岩も登れそうに感じたが、やっぱり幅が狭く、小指が痛い。

とても下降には履いてられないと思う。

残念。

 

なんか良い靴無いですかね?

要望は、

1.ローカットシューズで GTX。

2.ビブラム底でしっかりしていて、クライミングゾーンがある。

3.指先部は堅いゴムで保護していて欲しい。(理由、アイゼンを履くので)

こういう靴無いかしら?

無いだろうな。

となると Mystic や Redburn の様な、アプローチシューズ系ではなくて、元の Vindicator と同じトレッキング用の靴になってしまうのか・・・

 

(*1) 仙丈ヶ岳は昨年は2回トライしたが届かず、今年の五月に登った。

 

 

映画、世紀のSF超大作

映画、「テルマエ・ロマエ」のPart2がもう上演しているらしい。

今日、ポスターを見て気が付いた。

そのポスターには「世紀のSF超大作」と銘打ってあった。

まあ、確かに、タイムトンネルみたいな話しなのでSFと言えなくもないが、誰もSFとして楽しんでいないだろうと思ったら、SFにルビが打ってあった

SF   すごい風呂   と。

確かに。

 

もう上演しているのだったら見に行かなくっちゃ。

 

 

 

間違い尾根、そんな名前の尾根があるんだ

ゴールデンウィーク最後の日、奥穂高で3つの遭難救助活動がなされた。

その中で、岐阜側に降りた3人中二人が低体温症で亡くなった。

その一人が「本図一統」さん(68歳)。聞いたことのある名前だ。

調べると剱沢大滝とかにも入られた人だった。

 

その遭難場所が、奥穂高で穂高小屋(白出のコル)から西へ500m程の尾根、あるいはさらに下った沢筋で遺体は収容された、となっていた。

奥穂高の西に尾根は無い。

直前に同じく2人の防衛大の方が無くなった涸沢岳西尾根かジャンダルムの飛騨尾根か、と思っていた。

そうしたら「間違い尾根」での遭難だと言うブログがあった。

そんな尾根は聞いたことがない。

早速地形図を見てみると確かに奥穂から穂高小屋に向かって下っていくと間違って入ってしまいそうな小さな尾根があった。

 

なるほどな。全ては理解できた。

どこから登られたのかは分からないが、5月5日は天候は崩れたが無理して頑張れば歩けなくもない程度だっただろうと思う。

あるいは、若手の人にはこの程度の風雪は経験してもらっていた方がいいとの判断があったかも知れない。

そして奥穂高の山頂からの下降。

右手は涸沢カール側に雪庇が張り出す。

山に慣れた人なら本能的に左へ向かう。

天候悪く、視界が無い。

自然と「間違い尾根」へと入ってしまわれたのだろう。

 

「間違い尾根」と言うのを知らなかった自分も同じ状況なら遭難したかも知れない。

 

自分が行こうとするルートの地形(尾根筋や沢筋の曲がり具合や傾斜、支稜や枝沢)のイメージは2~3時間分は完全に頭に入っていないと危険と言うことだ。

改めて勉強になった。

そして、悪天候なら行動するな。

こちらの方が大きな原則だと今一度肝に銘じておこう。