Petzl ActikCore 350ルーメン
ヘッドランプと言えば、ペツル(Petzl)でしょう。
(昔の 電球 式の頃は Panasonic だったけれど)
でも、 Petzl は 高い。
それが何とか買える値段になって 350ルーメン という相当明るいスペックで ActikCore というモデルが出たので買った。
早速、夜、暗がりの広場に行って試してみた。
ン?遠くが明るくない?
一旦家に戻って、山へいつも持って行っている モンベルの パワーランプ(160ルーメン) と ブラックダイヤモンドの spot 130(130ルーメン)を持ち出して比べてみた。
比較の結果、30~40m 先を照らす明るさは実感として差はない。
じゃあ明るさ(ルーメン)の差はないのか?というと歴然とある。それは照らし出す広さが Petzl が断然広い。早い話し、光が拡散している。
でも、山での利用では広範囲を照らす必要性は全く感じない。
山ではせいぜい幅 2~3m から5mも照らしてくれれば充分だ。
目を向ける方向に顔が向く、ヘッドランプなので自動的にその方向にライトが当たる。だから広域を照らす必要はない。 Petzl のは必要のないところを照らす為に使われる明るさ、と言うことになってしまっている。
ヘッドランプなら Petzl の自分の中での神話が崩れた。
あともう一つ Petzl には欠陥がある。
ランプの点灯はトップのスイッチの 一回押しだ。
ここにスイッチがあって、一回押しで点灯されるとザックに詰め込んだ時に誤って点灯してしまう。事実、1ヶ月ほど前、上高地から徳沢へ歩いていく時、ご婦人のザックで点灯しているのを見つけて知らせてあげたことがある。
ヘッドランプのトップのスイッチの一回押しは禁じ手のはず。
ここでも Petzl 神話は崩れてしまった。
私は、アンチ モンベル 派(と言って、何かと一杯買っている)だけれど、ヘッドランプ に関しては、価格が半分の パワーランプ がお奨めだ。
山での明るさは、 Petzl ActikCore と同じ、スイッチは2回押し、価格は半分。
これでは Petzl に勝ち目はない。
モンベルパワーランプ 160ルーメン
そもそもいつの山にも ブラックダイヤモンド と モンベル のヘッドランプを持って入っているのに、今ここで何故新しくヘッドランプを買ったのか?については、また別の機会に書こう。
一言だけ言っておくと、 ブラックダイヤモンド の商品は 危険 なので抹消していきたい。