スマホのもう一つの効果

昨日は、スマホのおかげで迷惑だった IE(Internet Explorer) が駆逐されたと書いた。

(スマホだけではなく、Google のおかげも大きい)

そのスマホのもう一つの効果と思うところを書いておこう。

それは、携帯(ガラケー)のメールアドレスが不要になりつつある、と言うことだ。

携帯やスマホのキャリヤを変えようと思うと 電話番号 と 携帯メールアドレス をどうするか?と言う問題に出会う。電話番号の方はもう昔から 番号ポータビリティ(MNP) という制度でキャリヤを変えても電話番号はそのまま持ち運べた。けれど 携帯メールアドレス は持ち運べない。

私には、これがネックでキャリヤを変えられなかった。(実際のところ変える気も強くは無かったけれど)

以前は、携帯からの会員登録には携帯メールアドレスが必要だったが、今は、スマホからの会員登録でも「携帯メールアドレス」なんてものに縛られずに Google メールアドレスのように従来の PC メールアドレスで会員登録出来る。

さらに、以前登録した携帯メールアドレスも今では PCメールアドレス に自由に変更出来る。

要は、もう、携帯メールアドレスなんて持つ必要はない、と言い切れるようになった。

これもスマホのおかげだ。

 

今の若い人はそもそもメールなんか使わないようだ。LINEとかのSNSの方がコミュニケーション手段として具合い良いらしい。

私ら老人にはSNSのコミュニケーションは逆に辛い。なのでSNSアカウントは一切持っていない。だけれど、即時性の必要なワンラインメッセージは、携帯の ショートメールで充分だ。

かくして 携帯メールアドレス は IE と同じで廃る一方なのだろう。

 

 

本当に駆逐された IE (Internet Explorer)

昨年 2014年の2月に「MicroSoft もこれで変わるか?」というブログで『さらば IE、元年』と書いた。

IE が消え去ってくれる事への願いを込めてのブログだった。

IE は仕様書を読み間違えてプログラムしてあって、仕様書に従ってホームページを作ると IE では画面が崩れる。それでも IE が世界シェアの70%も取っているから、「これが IE の仕様です」と言われたら、その間違った IE に合さざるを得ない。にっくき IE だった。

なので期待を込めて 『さらば IE、元年』 と書いた。

今日、読んでいた本によると 2015年7月の日本国内のブラウザシェアでは、IE は 28.7% となっていた。

ヘ~ェ、と驚いたが、よく考えてみると、今はネットを見るのはPCとスマホ&タブレットで半々とすると、PC用しか存在しない IE のシェアはそれだけで半分になる。すなわち、つい数年前まで70%のシェアだったのが35%にまで落ち込むと言うことになる。

その上で、 IE というか MicroSoft のシェアが落ちていって居るから30%以下になるのも理解出来る。

さて、上記の『2015年7月の日本国内のブラウザシェアでは、IE は 28.7%』だけれど、実は 28.7% 中 IE11 すなわち Edge が 23% も占めている。

Edge(本では IE11 となっている)は、実は IE ではない。

ブラウザがサーバにアクセスする時、私は誰、と名乗ってくる。その情報を UserAgent という。ここで Edge は IE とは名乗ってこない。すなわち、 IE ではない、と MicroSoft 自身がプログラムを作った。確かに身勝手な仕様のIEに準拠していないのだから Edge は IE ではない。

そうなると、IE8, IE9, IE10 を合わせたシェアは わずかに 5.7% だ。

 

もはや、もう、 IE はこの世から抹殺されていた、と宣言してもいいだろう。

 

 

 

そうか、もう10月なんだ

今日も本の 紀伊国屋 へ行ってみた。

ズラッと手帳が並んでいた。

そうか、10月に入ったんだと気付かされた。

それにしても、もう来年の手帳とは早いもんだ。

今は予定表など携帯やスマホの方が使い勝手いいから紙の手帳は厳しいのだろうな?

私も予定表は紙の手帳だけれどメモ書きはもう全部スマホというか私の場合はタブレットになってしまった。

さあこの先いつまで紙の手帳を使い続けるのだろう?

もうリタイヤしたので予定表なんか要らないか???

 

でも、予定表のない人生、きっと淋しいだろうな。

 

MicroSoft Edge が究極の安全???

『 “危険なIE”にさようなら 新ブラウザ「Microsoft Edge」は“究極の安全”実現か 』なんて言う業界紙のタイトル記事を見た。

Windows 10 に標準搭載されたインターネット ブラウザ Edge のことだ。

元々IEは、業界標準に背を向けて身勝手な HTML や CSS にし、手前味噌のActive-x等の追加機能で危険性(セキュリティホール)を増長させて世間の足を引っ張った。

そんな身勝手や手前味噌を止め業界標準のブラウザに舵を切り、しかも色々安全性を高める技術を標準搭載したというブラウザ Edge だ。

しかしこの記事は根底的に間違っているだろう。

つい2~3日前の新聞に「Edgeに百度(バイドゥ)搭載」と出ていた。

百度(バイドゥ)と言えば、インプットメソッドすなわちキーボード入力制御の部分で情報を盗み取っていた企業だ。キーボード入力制御の部分なので、ネットとかに関係なく、Word,Excel、メールなど企業秘密書類の作成やメール文は勿論、IDやパスワード、それにクレジットカードの番号、暗証番号、認証番号なんでもかんでもキーボードを叩いた文字は全部盗み取っていた企業だ。

もっとも危険な企業が 百度(バイドゥ) だ。

それを Edge に搭載。

これでは、Edge とは外部からの攻撃には強く耐えるようにして、自らが全情報を盗み取る、とMicroSoftは宣言したのと同じだ。