紀伊国屋の売り上げ減少つづく

紀伊国屋の売り上げ減少つづく、と言う記事が出ていた。

で、新しい事業基盤として、東南アジアとかをもっと力入れる、とか。

東南アジアの書店で、日本のコミックをもっと販売するらしい。

 

確かに、年々売上高は落ちていくだろうな、と分かる。

まず、全体的にいわれている 活字離れ は進む一方だろうし。

店の書籍の配置も年々変わっている。

以前は、もっと、いわゆるハードカバーの本、すなわち一冊の単価が高い本がもっと置かれていた。それらの書架がどんどん減って、文庫本、新書版、コミックがどんどん増えている。

価格的には半分程度かな?だから、客数は減っていなくても売上はイヤでも減っていくだろうな、と店を覗いているだけで感じる。

 

仮に紛失してもそう痛くはない本が多くなり、本を大事にする気が弱くなって、そのまま活字への思い入れが無くなっていって、次第に買わなくなっていく、的な悪いスパイラルがあるように思える。勿論そんなのはごく一部で、今の若い人は、LINEなどSNSで忙しすぎて本なんかに目を通している時間はないだろう。

でもハードカバーというか専門書的なものが売れないのは、出版社にも大いに責任あるような気がする。専門書の筆者は、専門性の知識はもちろんあるのだろう、けれど文章として読む面白みがからっけしない、そんな本が多すぎる。筆者は決して物書きの専門家ではないのだから、不細工な文章や章立て構成は出版社の編者の方で大いに口を入れるべきだと思う。そして、読んで面白い本にする義務があると思う。

ここ何年か、人類史的な本を読んでみてイヤ程それを感じる。

読書が減るのは、出版者側に大いに責任がある、と。

 

また DRY PLUS を買った

また DRY PLUS を買った。

今回は、アンダーシャツやパンツではなく、靴下。

一足540円(税込み)が三足で1,290円という定価通りの価格だった。

具合はまだ買っただけで履いていないから分からない。

先日、北アの蝶ヶ岳に行った時に finetrack の薄手のソックスを履いていたが、今ひとつ納得できない。もう2~3回履いているが、そして少しずつ良くなっている気がするがなんか納得いかない。

アンダーシャツではその吸汗速乾素材の DRY PLUS の良さは充分分かっているので、靴下も finetrack に変わって DRY PLUS を試してみよう。

試してみよう、の割にはいきなり3足買うのだから DRY PLUS をどれほど信頼しているかが計り知れる。

そう言えば、 DRY PLUS のパンツ。吸汗速乾で間違いなく具合は良いが、普段トランクスの私にはブリーフの感覚が今ひとつ妙。

そんな訳で DRY PLUSのパンツは山でしか履いていない。

 

SEA TO SUMMIT の サーモライトリアクター

昔から、寝袋の外側に被る寝袋カバー(シュラフカバー)なる物はあった。

冬期には強烈に寒い外気を一旦この寝袋カバーで遮断して、寝袋との間に空気層を作ってテントに付着した霜から寝袋本体を守る役目を負っていた。

夏には、寝袋カバー一枚で寝袋変わりに寝たりもした。

しかし、インナーシュラフなるのもは知らなかった。

SEA TO SUMMIT の サーモライトリアクター という寝袋内のシーツみたいなものがあるそうな。

しかも、体感温度で8℃ぐらい暖かくするという。

ホンマかいな?そこまで暖かくなくってもいい。

山小屋での宿泊に、これに入って布団を被るのも良いらしい。

なんか魅力的。

欲しいな~とは思うけれど、ザックに入れる時のサイズが 210 x 90cm で 重さが約250g だそうな。

重さは良いが、いつもザックに非常用に入れておくには 210 x 90cm はちょっとデカすぎる。

でも、いつか山の店で現物を見てみよう。

 

 

ユニクロのヒートテックは山用には寒い

先日、ユニクロのヒートテックのアンダーシャツにフリースという服装で岩登に行って来た。

登っている時は暖かくってちょうど良かった。

ちょっと汗ばむぐらいだった。

しかし、夜、家でそのまま居てるとゾクゾク寒気がした。

昨年、一昨年の冬も同じ経験をしている。

その時は、たまたま体調かな?ぐらいに思っていたが、どうやらそうではない。

汗ばんだりすると、ヒートテックは、あとで非常に寒気を感じるということらしい。

日帰りならこれでも問題ないかも知れないが、山でテント泊や小屋泊の場合は寒くて危険な気がする。

ヒートテックは、冬山には使えないらしい。

吸汗・即乾のアンダーウエアでないと怖い。

 

縄文遺跡が未検証のままつぶされた

船橋市大穴南にある4000年前の遺跡「海老ヶ作えびがさく貝塚」が宅地開発で壊された、とネットの読売新聞に出ていた。

宅地開発業者が、発掘調査費を市が全額負担すれば記録保存調査の間は着工しないと通告していたが、千葉県船橋市市教委は、開発業者が負担することを国の通知が定めているのを理由に調査費負担を拒否したため、開発業者が期限が来たからと工事を着工して遺跡が潰されているという。

残念だ。情けない。

縄文土器や漆技術など、地球上の人類のもっとも先端的な文化を築いた縄文人、その遺跡を全く調査せずに破壊するなんて、どれほど無能な行為か、恥を知って欲しい。

開発業者は無論のこと、市教委も全く縄文文化の意味を理解していない無知で無能で未開人の集まりに過ぎない。

県や市の財産ではないんだぞ。

日本人には勿論、人類の大事な宝なんだ。

 

1万年以上も前から日本に住み着いた我々の祖先の偉大さを、もっと子供の頃から教えるべきだ。

でなければ、このような不幸は繰り返される。

 

 

岩登りゲレンデは楽しい

この前の日曜日、久々に山の仲間の人達に声を掛けてクライミング(岩登り)に行ってきた。

国民宿舎裏妙義に車を駐車して歩き始めた時は寒くて、これじゃ岩登りなんか出来ないかも、と言う寒さだったが、歩き始めると身体は温もってくるし、風もほぼ無くなり、南面の岩場ではむしろ汗ばむ暖かさになった。

タドン(炭団)の壁といわれているように、黒い砂岩に黒い石が埋め込まれたような壁で、初めは、変に荷重をかければ、タドンが崩れ落ちるのではないかと気になるが、以外とどのタドンも安定していた。

地元の山岳会の人だと思うが、良く整備されていて、2~3m間隔でハンガーボルトが打たれている。

場所によっては1m間隔で打たれているし、ビレーや懸垂下降の支点はしっかり作られているので安心して登れる。

私たちは、50mシングルロープ一本で登ったが、どうもダブルロープで登るように設定されているらしく、ボルトは2列になっているのか、シングルロープでランニングビレーを取っていくと、ロープは右に左に屈折して Z 状になってしまう。そうなると、ロープは流れにくくなるので、ボルトは1つ飛ばしとか2つ飛ばしでランニングを取っていく。

ところが、得てして、このボルトにランニングを取らなければ、怖いでしょう、と思うボルトを飛ばしていかなければならない。

ひえ~怖いよう~、と泣きたくなるような怖さを我慢して、ロープを延ばしていく。

そんな所を越えると、やったぜ~と気分爽快になる。

そんな感じでグングン登っていけるので実に楽しい。

登りわずかに1時間半程のクライミングだったが、実に気分良かった。

やっぱり、クライミングは良く整備されたゲレンデが楽しい。

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初冬の上高地

今日、11月15日(土)で、今年2014年の上高地に入るバスの運行は最終日となった。

私も行きたかった。

奥又白谷から屏風の耳に出て、槍と穂高の雪景色を見たかった。

ここ数日で確実に雪は付いた。

雪が付いたのは良いが、天気はそのまま晴れることなく「雪」の予想だった。

だから上高地入りは諦めた。

景色が目的の山で、景色が見えないのなら山に入る意味がない。

早々に諦めていた。

ところが今日、ちょうどお昼頃に上高地・河童橋のライブカメラを覗いてみたらなんと沢山の人が居るではないか。

20141115kappabashiこの人数の多さ、さすがにバスの最終日だと感心した。

けれども、景色の見えない、むしろ小雪が降る、ただ寒いだけの河童橋に、この多くの人々は何しに行って居るんだろう?

天気悪いから止めるという気は起こらなかったのだろうか?

まあ、景色は見えなくっても、このあと、暖かい温泉に入って、美味しいものを食べれればそれでよい人達なのかも知れない。

 

所持の補助ロープは30mだった

登山の緊急脱出用にと 6mm x 40m のロープを買った。

もう二年以上前だと思う。

6mmロープなので軽い。多少嵩張るが・・・

で、結構色々な山へ行くのにザックにほり込んでいた。

計画書にも 補助ロープ 6mm x 40m と書いて警察に提出していた。

でも、有り難いことに緊急事態に遭遇していないので使ったことはない。

 

これとは別に、昔から何かと使っている 7mm x 5~6m の補助ロープというか お助け紐 がある。

これは、沢でかなり活躍してきた お助け紐 だ。

先日の、奥秩父・南天山東尾根でもかなり世話になった。

だたもう何年使っているのだろう?かなり年期ものだ。

なのでこのお助け紐を新しくしようと思って、上記の 6mm x 40m 補助ロープを少し(7~8m)を切って、新しいお助け紐 にしようと考えた。

で、 6mm x 40m 補助ロープの長さを測り直したら。なんと、 30m しかない。

エッ!?  元々 30m だったの?

計画書にはいつも 40m と書いていたよ。

まあ、実際に山で使う時は 30m も 40m も関係ない。単に届くか届かないかだけなので、実際の長さは関係ない。

それにしても、一体いつから 30m を 40m と思い込むようになったのだろう。

さすがに 30m ロープを切って、 20数メートルロープには出来ないので切るのは止めた。

次山行く前に、 7mm x 8m のお助け紐を買い足さなきゃ。

 

 

 

イノシシと間違え射殺

毎年この季節になると、猟で獲物と間違え人を射殺という記事が出る。

私は、登山で山に入る人間なのでどうもこの猟が怖い。

しかも私の場合、山径じゃない所を歩くのがほとんどなので余計に怖い。

まあ、実際、パンパン音のする所を「撃つなー、撃つなよー」と大きな声を出しながら径のない尾根を降りていったこともある。

どうもこの季節になると撃たれそうで怖い。

 

畑を荒らす鹿や熊、猿などをもっともっと殺処分すべきだというのが私の考えなので猟をする人には頑張ってもらいたい。けど人間は撃たないで~~。

何かいい手はないのかナ?

登山者は必ずホイッスルを鳴らさなければならない、とか、

登山者は必ず白のヘルメットをかぶらなければならないとか・・・

何か、猟をする側からルールを決めて欲しいな。

でなければ、こっちもパンパン空包を鳴らしながら歩くとか、して獲物逃がしちゃうぞ~。

 

 

エッ?!靴下が冷たかったの?

先日ワークマンショップというのか作業服屋さんというのか、のお店に寄ってみた。

格好イイ柄の靴下で、吸汗・速乾性、抗菌防臭性、足底サポートの機能靴下を買った。

「格好イイ」当然でしょう、「虎壱」ブランドですからね。

で、早速履いてみたら足が暖かい。

いつも足冷えする私には有り難い。

何せ室温が20℃にもなると、もうサラリーマンの通勤靴下の様なもの一枚では足が冷たくってオーバーソックス(?)のような大きめの暖かい靴下をもう一枚、室内では履いている。

だけれど、この虎壱のソックスでは1枚履いているだけで足裏までポカポカ暖かい。

有り難いね。

嬉しいね。

ってことは、今まで履いていたサラリーマンの通勤用ソックスは足を冷やす効能があったの?

それをずっと今まで冬場でも履いてたという訳?