ユニクロのヒートテックは山用には寒い

先日、ユニクロのヒートテックのアンダーシャツにフリースという服装で岩登に行って来た。

登っている時は暖かくってちょうど良かった。

ちょっと汗ばむぐらいだった。

しかし、夜、家でそのまま居てるとゾクゾク寒気がした。

昨年、一昨年の冬も同じ経験をしている。

その時は、たまたま体調かな?ぐらいに思っていたが、どうやらそうではない。

汗ばんだりすると、ヒートテックは、あとで非常に寒気を感じるということらしい。

日帰りならこれでも問題ないかも知れないが、山でテント泊や小屋泊の場合は寒くて危険な気がする。

ヒートテックは、冬山には使えないらしい。

吸汗・即乾のアンダーウエアでないと怖い。

 

所持の補助ロープは30mだった

登山の緊急脱出用にと 6mm x 40m のロープを買った。

もう二年以上前だと思う。

6mmロープなので軽い。多少嵩張るが・・・

で、結構色々な山へ行くのにザックにほり込んでいた。

計画書にも 補助ロープ 6mm x 40m と書いて警察に提出していた。

でも、有り難いことに緊急事態に遭遇していないので使ったことはない。

 

これとは別に、昔から何かと使っている 7mm x 5~6m の補助ロープというか お助け紐 がある。

これは、沢でかなり活躍してきた お助け紐 だ。

先日の、奥秩父・南天山東尾根でもかなり世話になった。

だたもう何年使っているのだろう?かなり年期ものだ。

なのでこのお助け紐を新しくしようと思って、上記の 6mm x 40m 補助ロープを少し(7~8m)を切って、新しいお助け紐 にしようと考えた。

で、 6mm x 40m 補助ロープの長さを測り直したら。なんと、 30m しかない。

エッ!?  元々 30m だったの?

計画書にはいつも 40m と書いていたよ。

まあ、実際に山で使う時は 30m も 40m も関係ない。単に届くか届かないかだけなので、実際の長さは関係ない。

それにしても、一体いつから 30m を 40m と思い込むようになったのだろう。

さすがに 30m ロープを切って、 20数メートルロープには出来ないので切るのは止めた。

次山行く前に、 7mm x 8m のお助け紐を買い足さなきゃ。

 

 

 

エッ?!靴下が冷たかったの?

先日ワークマンショップというのか作業服屋さんというのか、のお店に寄ってみた。

格好イイ柄の靴下で、吸汗・速乾性、抗菌防臭性、足底サポートの機能靴下を買った。

「格好イイ」当然でしょう、「虎壱」ブランドですからね。

で、早速履いてみたら足が暖かい。

いつも足冷えする私には有り難い。

何せ室温が20℃にもなると、もうサラリーマンの通勤靴下の様なもの一枚では足が冷たくってオーバーソックス(?)のような大きめの暖かい靴下をもう一枚、室内では履いている。

だけれど、この虎壱のソックスでは1枚履いているだけで足裏までポカポカ暖かい。

有り難いね。

嬉しいね。

ってことは、今まで履いていたサラリーマンの通勤用ソックスは足を冷やす効能があったの?

それをずっと今まで冬場でも履いてたという訳?

 

 

ハロウィンの小道具

先週、奥秩父(西上州)の山へ行った。

その時、ヘルメットを玄関先まで持っていきながら車に乗せるのを忘れた。

ものは明るいオレンジの Black Diamond ハーフドーム というもの。

index後でこれを見た家族は、「誰がハロウィンの余興をするの?」と思ったらしい。

 

 

日進ゴムの Hyper V (ハイパー V) たびぐつ

日進ゴムの Hyper V(ハイパー V)というゴム底、摩擦係数が高くちょっとやそっとでは滑らない靴底。

事実あの サスケ のアスリート達もご愛用の靴。

濡れた厨房でも滑らずに安全に作業できる靴。

水で滑らないのなら沢靴に、と、ハイパー V の 「たびぐつ」 と言うのを夏前に買った。

mono06985072-050601-02mono06984932-050601-04さあ、これでどこかの沢に試し履きに行こうとともっていたら、世の中同じことを考える人が居るもので、私より先に、沢で実際に使われてその報告がネットの出ていた。

その結果、沢では滑る。むしろ、よく滑る。と。

あらまぁ残念。

以降、私は普段履きにしている。

普段履いていても濡れていると滑るのは分かる。

厨房のように足底をベタッと置けるのなら濡れていても問題ない。

しかし、靴底の接地面積が非常に少ないとまあ~よく滑る。

鉄板や大理石、コンクリートの平面を歩くのとは違う 沢 では滑るのは全く納得がいく。

沢では、苔で滑るのではない、濡れていて足先だけで立つ、それで滑るだろう。

と言うことで、残念ながら、沢靴には不向きな靴でした。

けど、普段履きには、履きやすくてたいそう重宝している。

ただこれも普段履きでも、しっかり歩く靴にはならない。

底が薄くて 歩くと疲れる。

 

 

山とスマホの冊子

auショップに行ってみた。

「山とスマホ」というパンフレットというか冊子があった。

受付時間待ちの時間つぶしにパラパラと見てみた。

確か 京セラ だと思ったが、防水や防塵の性能がよいスマホが出たのでアウトドアフィールドで活躍しますと言う広告の冊子だと思った。

山では定番中の定番の 地図ロイド アプリをインストールしましょう、と言うことも書かれていた。

他にも山用のアプリや山でのスマホの使い方などアドバイスが出ていた。

だけれど、私にとって、いや、地図ロイドと山旅ロガーのアプリを使う人全員にとって一番肝心の GPS性能 について一言も触れていない。

これは、GPS性能はこの半年一年で飛躍的に良くなった、もはや書くまでもない、と言う意味なのだろうか?それとも、昔からスマホのGPS性能はこの程度、今回も変わらず、と言うことなのだろうか?

私には、後者に思えてならない。

日本メーカのスマホの GPS は頼りになるのだろうか?

珍しく、日本メーカに信頼が置けない。

台湾メーカなら信頼するのだが・・・

 

ps; この冊子に 山旅ロガー のアプリの紹介はない。おそらく、京セラのこのスマホでGPSログをとってもあっちこっちに飛びまくって使い物にならないのだろう、と感じた。

 

 

山の装備を100均で補完する

山の装備は、「高い」。

その傾向は強い、とは思う。

でもまあ昔、ドイトというホームセンターで売っていた作業用ロープ、クライミング用ザイルより弱そうなのに値段は高かった。だから一概に高いとは思っていない。

でもまあ「高い」ことには違いない。

なので何でも山道具屋さんで買い揃えるのは止めて、ホームセンターや100均で代用できるのならそれに越したことはない。

と言うことで、今自分が山用に使っている100均商品をリストアップしてみた。

1.買い物袋(レジ袋代わり?、エコバッグ?)

山で歩き始めると全ての装備はザックに入れるかくくりつける。けれど電車やバスでは出している手荷物なる物がチョコチョコある。それらを入れる 買い物袋。

最近は歩き始めると、ヘルメットをその袋に入れて、ザックにくくりつけて歩いている。

2.小物入れ袋

山道具屋では スタッフバッグ とか名前が付けて売られている。

特に防水が必要でないのなら100均の小物入れで充分だ。

カラビナなどガチャ類入れで重宝している。

袋は色分けして、色を見ただけで中に何を入れている袋か分かるようにしている。

3.スマホケース

元々は葉書入れと思われるB5(? B6?)のポリプロピレンケース。

スマホのGPSログを起動して、このケースに入れてザックの天蓋に入れて担いでいる。

GPSログを取っているので出来るだけザックの外側に入れたい。だから天蓋になる。

ただこのケースは防水性がない。もし雨が降る可能性がある場合は、少々嵩張るが台所用の完全防水ケースを使っている。

4.調味料入れ

3~5cc程度の調味料入れ。

塩、酢、オイルの3つを持っていく。

5.カメラ袋

コンパクトデジカメを傷つかないように毛糸の袋に入れて、ザックの肩ベルトのカメラ袋に入れている。この毛糸の袋、実は、確か、100均の老眼鏡ケース(毛糸の袋)だった。

6.ジップロック付き=防水ビニール袋

コピーした地形図や概念図にいつも通過時間を記録している。

山の中では一番良く出す物の一つ。だからすぐ取り出せる所に入れている、ということは雨が降ると濡れやすい。その濡れ防止にビニール袋。

ほかにも小分けしたバンドエイドなどの袋にも使っている。

7.大型バンドエイド

 

先日買ったのは、

8.ヒップパッド

山で休憩で座る時に敷く座布団てとこ。

休憩では使わないが、ツェルトを被って仮眠しようとしたが、下が濡れていて冷たくて寝れなかった。その対策用だが、使う可能性あるのかな?

9.アルミニューム・シート

薄手の銀マットのこと。

0.9m x 1.6m だから畳一畳に近い。

上記ヒップパッドを使う時、下に敷いて寝ようと思う。

いよいよ使う時があるのかな?

 

と、まあ、結構な数を 100均 装備で助けてもらっている。

今後も増えると思う。

 

 

ヘッドランプ

夜の暗がりでも山を歩くようになると、良いヘッドランプが必要だ。

昔は、単一電池3個とか4個を入れるケースを腰のベルトにセットし、1m近くの電気線で繋いだヘッドランプだった。

重い。嵩張る。さほど明るくない。豆球壊れやすい。

と、今に比べて欠点だらけだった。

Panasonic がリチーム電池の、小さく、軽い、かなり明るいヘッドランプを出してくれた。

これは嬉しかったネ~。

だが、今は、山用のヘッドランプと言えば、Petzl か Black Diamond と相場が決まっている。

Petzl は高いので、実質、 Black Diamond の一人勝ち状態だ。

あれほど支持された Panasonic はもう見る影もない。

その Black Diamond からは、毎年のように改良されたい良いものが出てくる。

私は、高性能な部類で、且つ、コストパフォーマンスが良い、 Spot と言うのを使っている。

その Spot を3世代目になるのを買った。

別に古いのが故障とかした訳ではない。全く問題なく使える。

ただ新しいのは、前回のに比べて、数値上のスペックが 倍程 向上している。

値段はほとんど据え置きだ。

これなら欲しくなるでしょう。

今回の新しいのは、 75m 先まで照らすと言う。

早速、夜、暗い畑まで出かけて 70m 先まで照らしてみた。

よく見えなかった。

考えたら、昼間でも、近視のひどい私には 75m 先はほとんど見えないのだ。

夜見えても、意味無いのに気が付いた。

でも、心強い。

 

ところで、夜、山を歩くと、本当に ヘッドランプがないと全く行動できない。

だから、いつも、換えの電池ばかりではなく、予備のヘッドランプそのものをもう一台ザックに入れている。

 

 

振動の目覚まし時計

昨年の9月に小屋泊の登山をした。

翌朝の4時の出発する予定でいたが、9月の4時はまだまだ暗い。

ゴソゴソ出発準備をすると隣の人きっと起こしてしまう。

申し訳ないので、隣の人に先に断って前夜就寝した。

ところがこっちはぐっすり寝てしまって、逆に、隣の人に「もう4時だよ」と起こされてあわてて出発したことがある。

それ以来、山小屋で使える何か良い目覚ましはないものかと思っていた。

アラームを振動に変えて起こしてくれる腕時計があった。

1万円弱のはネット上で沢山公告出されているが、どうも製品品質が悪いように感じたので手が出せない。

国産メーカの腕時計でも振動アラームの腕時計があるが、3万円近くからそれ以上の価格がする。

悪いものでは無さそうだけど、山小屋の目覚ましだけに3万円はどう見ても勿体ない。

そもそも私が山小屋に泊まるのか?大いに疑問だ。

去年小屋に泊まったのも何年ぶりだ?単独行での小屋泊は40年以上前に一回だけある。

今後、歳とともに体力が劣ってきたら小屋泊は当然考えられるが、今はその気がないから昨年秋に一人用テントを買ったぐらいだから、やっぱり小屋泊はないだろう。

昨年小屋に泊まった回数は3回。寝過ごしたのは1回だけ。この一回のための目覚ましで3万円はやっぱり勿体ない。

手が出せなかった。

そうしたら、TANITA の TD-370N バイブレーションタイマー Quick と言うのがあった。

td370これは、本来、目覚ましの時間設定する機械ではない。

ラーメンに熱湯を注ぐいで待つこと3分の時の、3分をセットしてアラームを鳴らす装置だ。

その設定時間が24時間先までできるという装置。

ネットで買えば、2000円でお釣りがある。

私が買ったのは、写真中央の 白い やつ。

3分アラームの発想なので、実にシンプルで良い。

暗がりで使うのだからほんの少しでよいのでライトが欲しい、でもそんなものは付いていない。

時間設定に、テンキーボードが欲しいが、そんなものも付いていない。

時分秒の表示があるが、時間の設定を考えているので、秒の設定は無い。

無いもの尽くめが良い。

しかし、肌身に着けていて勝手にボタンが押されないようにしっかりカバーは付いている。

アラームの知らせは、音でも振動でもワンタッチで選べる。

アラームが知らされた時、それを止めるのに、ボタン選択は不要で、どのボタンでもよい。

実にシンプルで、よく考えられている。

実はこの装置、時計表示も付いている。

でも、初回設定できるが、途中で時間修正などできない。

時間修正したければ、電池を抜くしかない。電池を抜けば、オールリセットされて、初期設定からやり直し。

う~~ん、実にシンプルだ。

日本人は、すぐにあれもこれもと機能を付けたがる。

これはそう言うものをバッサリそぎ落とした優れもの。

実に気持ちいい。

見事!!!

 

ps;    2014年7月9日   追記

そうそう良いことばかりではなかった。

先日、室内でアラーム音を設定して寝た。

目が覚めなかった。

アラーム音が小さい。

テストで、マウスの横に置いて鳴らしてみたら、PC操作中で耳の遠い私には、それもほとんど気が付かなかった。音、小さい。

さらに試してみた。ポケットティッシュの袋の上に置いて鳴らしてみた。

全く聞こえない。

装置に裏に直径1mmほどの穴が空いていてそこから鳴るらしいので、裏向けに置いてアラームを鳴らすと少しは聞こえる。

これ、音はダメね。

 

 

良い靴はやっぱり 良い ようだ

先日、La Sportiva の Boulder X というローカットシューズを買った。

これはアプローチシューズだ。

見た感じでもトレッキング向きではないように見えるし、もしかしてゴアではなく、よって防水性能が弱いかも知れない。

さて、岩場での調子はどうか? 弁天岩へ行ってみた。

手ぶらで行ったので登った訳ではない。

地面から1m程の高さのところで、岩に乗ってその感触を確かめた。

最初の一歩二歩は「ありゃダメじゃん」という感じだっかが、足の置き方にすぐ慣れて「ウーォ、これは良い!!」となった。

靴底で岩をしっかりとらえるとものすごいフリクションがある。

細かいスタンスに立つと言うことが基本的にないアプローチで使う分にはビックリするような登攀力を発揮する。

これは良い靴を買った、と悦に入っていた。

ビブラム靴底でありながらハイカットシューズのような底の硬さがないので小さなスタンス、例えば5mm~1cm程度のスタンスとかには非常に立ちにくい。

この程度のスタンスなら、フラットソールの靴でもハイカットシューズでも確実に立ちこめるが、このアプローチシューズでは無理に近い。

この細かいスタンスでなければ実に登り易い。

良い靴を手に入れた。