河野太郎もダメみたい

河野太郎、彼の発言やすることに「賛成」「反対」はともかく、真っ直ぐ頑張る、素早く動く、と期待したけれどやっぱり ダメ か!?

ウィキペディアを見ると、彼は 「行政改革担当大臣」、「国家公務員制度担当大臣」、「新型コロナウイルスワクチン接種推進担当大臣」、「内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、規制改革)」を務める と出ている。

行政改革 と ワクチン接種担当 と来れば、すぐにピンとくるのが「マイナンバーカード」だ。「マイナンバー」を使って、ワクチン接種の予約管理や実績管理などいくらでも有効で効果的な利用法が浮かんでくる。

けど、今回のワクチン接種に、イヤ、”今回もまた” マイナンバーカードを利用させる思考など100%欠落している。

マイナンバーカードを利用していれば 二重予約 なんか起こり得ない。

接種時にカードの顔写真で本人確認すれば、当日に2回接種 なんて間違いは起こらない。

ネットの予約だって、マイナカードのある人は午前中から予約作業が出来、マイナカードの無い人は午後から、とかメリハリをつければ、みんなマイナカードを取るよ。5000円分のマイナポイントなんて下らん(でもありがたかったけど (笑) )ことしなくっても、マイナカード自体に魅力があれば人は使う。

人が殺到するワクチン予約、そういうところにこそ マイナカード を利用させれば、人はみな使う。

今回は、そういうものすごく大きく有難いチャンスだったのに、そして 当然マイナンバーを使っていると思ったのに、カヤの外だった。

河野太郎は「行政改革」 と 「ワクチン接種担当」だったにもかかわらず、きっと『マイナンバーカードは私の担当ではありません』と狭い視野しか持ってない男だったんだろうな、残念だ。

 

ところで、マイナンバーだけれど、今回、マイナポイントで民間にオープンした。

なぜもっと民間にマイナンバーを使わせないのか?

民間が自由にマイナンバーを使えても、個人情報が民間にダダ洩れ とは全く違う。

単にマイナンバーで民間が独自に持つ情報を紐づけさせるだけだ。

 

たった今、この瞬間も、行政も大手企業も、個人情報を 朝鮮半島と中国に引き渡せ、と言う。そう、 LINE だ。

 

そんな危険な LINE に渡すより、日本の企業にもっと自由にマイナンバーを使わせた方が安全で有益な事業がなされるだろう。

渡すのは、マイナンバー だけだ。氏名さえ渡す必要はない。

誰か分からないけれど 個人を一意に紐づけするだけでよいのだ。

それだけで、民間は恐ろしく多くの有難い利用方法を考え出すから!!

 

 

コロナ・ワクチンの予約完了

横浜市は今日(2021.05.17)ワクチン接種枠を増やしてその予約が開始された。

多少、パソコン?Webシステム?については知識があるので、自分と嫁さんの分、二人分を 同じ場所、同じ日、同じ時間 で予約した。

多分、ログイン出来てから2分と経っていないと思う 早業 なり。

とわ言え、ログイン出来たときには 5月分、6月分はすでに予約は埋まっていたので今日追加されたワクチン枠は全部7月分では?と思う。

エライまだ先だな~と思うものの、これで、いわゆる夏休みは、人混みも気にせず出て行ける!!と思うと有難い。

でもまあ、実際には、人混みに行く気はないけどね。

 

70歳以上、いわゆる 高齢者優先枠 なんだけど、これ、以前から、逆では?と強く感じている。

20代、30代、40代、から先では?と。

高齢者は重症化しやすい、だから高齢者から、だったと思う。けど、高齢者は若い人からうつされるんだよね。まあ、実際には、北海道で多くあるようにカラオケで年寄り同士でうつしあう、でもこれ、娯楽で気分よくうつしあってるんだから、感染防止の意識が全く無いんだから、勝手にすればと私なんかは思うんだよね。

20代、30代、40代、が接種完了すれば、老人養護施設でクラスターなんか発生しなくなるし、若い人が 接種済みカードを見せれば、夜、居酒屋で好きなだけ酒飲ましてあげればよいと思うんだよな。

高いお店の場合でも、50代とか60代の社用族は、夜の高級〇〇 へ行くのだったら自分たち同士がうつしあうかもしれないがお店の若い娘からはうつされないし、うつしもしない、普通にお店は深夜まで開いている。そういう夜の世界が良いと思うんだけどね。

 

ついでに、行政の発想は 逆 と感じているのをもう一点書いておこう。

(今はコロナ禍で中止されているが)高速道路の休日割引、いつも何で?と思う。

そうは言え、ありがたく利用してはいるんですがね。休日割引、逆だと思う。

休日に行楽に出かけられる人からは 割増料金 を取ればいいと思う。

逆に、平日の1ナンバーと4ナンバー、すなわち、荷物運ぶ用の車両の割引をすればよい。そうすれば、日本のインフラ料金の高さゆえに発生する物流料金の高額化も少しは緩和されるし、夜中の12時の出口待ちも無くなり事故も自然と無くなる。

やっぱりどう見ても行政のやり方は 逆 だよね。

「行政のやり方は 逆 」、言葉変えて表現すれば、「日本は、いつの時代も ジジイ が得する政策を組む」になる。

 

まずい、最近診察券が増えている

よく使う各種カード類は、小銭入れに入れて持っている。

そこに通院するお医者さんの診察券も入れている。

それが4枚もある。

いずれも生活に支障をきたす病気とかではなく、基本、加齢が原因で起こるものだ。

でも、治療すればまだまだ使えるのなら治療して欲しいし、進行を止められるのなら止めて欲しい、なので通院している。

4枚あるといっても新規に4枚追加と言う訳ではない。

1枚は、どうもこのお医者さんの治療方法は私がイメージするのとだいぶ違う、

エーイほかのお医者さんにかかってやれ、と変わったので新規に1枚増えた、と言った感んじ。今はお医者さんを変わるのは変わりやすい。

「次の予約は〇〇日ですけど、世の中コロナなので怖いので、ちょっと通院は

様子を見させてもらいます」と断りの電話を入れやすい。

で、とっととほかのお医者さんにかかっている、かなり悪ですけど (笑)

で、新しいお医者さん探しだけれど、ネットの評価をみるのと実際にかかってみるのとでは 真逆 というのが2つもあった。

色々なネットの商品の評価は、どう読むかは洞察力が必要だと常々感じているけど

お医者さんの評価もかよ??? と、少々残念だ。

 

菅総理、全責任はあなたです

コロナに関して、行政、政治家、専門家、マスコミ、これらのプアーさに嫌気してもう書かないと言っていたが今一度書かねば。

菅総理、出身は秋田県かも知れないが、政界進出の地元はここ横浜なので一応応援しようと思っていた。けど無理だ。

今、大阪の医療は崩壊してしまっているし、兵庫=神戸の保健所も崩壊した。

(「崩壊した」、そう、現在完了形だ)

間もなく、首都圏も、と戦々恐々としている。

なぜこんなことになったのか。

昨年12月に、目が点になり、耳を疑うニュースがあった。

「横浜市内で渡航先から帰国の人がコロナ陽性、そのウィルスは変異株」

エッ?今、入国は素通りなの?

入国者を2週間隔離滞在させていないの?

そして間もなく、大阪兵庫でこの変異株ウィルスコロナが爆発した。

コロナ陽性者だけでなく、死者がどんどん出ている。しかも治療さえ受けられずに。

菅さん、あなたが、日本への入国者を2週間隔離滞在させないばっかりに死者がどんどん増えている。

 

先日から、ごくごく一部でワクチン接種がようやく始まった。

そのワクチンも効かないかもしれないインド型変異株。

昨日都内で5人の感染者が見つかっている。

もうインド型も市中感染が始まってしまっている。

菅さん、あなたが昨年12月に、変異株の怖さを阻止しようと少しでも感じたら、5か月後のインド型コロナは日本には入ってこない。

国民の健康や命、そして緊急事態宣言延長で経済まで殺そうとしている。

この責任は 菅さん すべて貴方です

 

菅さん、今あなたがやっていることは、市中に燃え広がる火の消火活動を必死でしながら、火元でに回って、灯油やガソリンを撒いているのです。

それとも高齢者施設での死者の増加、貴方は望んでいるのか?明日の社会福祉費の削減の為に。

いずれにせよ2021年に入っての感染爆発、死者の増加、経済の停滞、

菅さん、全てあなたの責任です。

 

 

 

 

雪、降らなかったよ

この土曜日の夜から日曜日の夜、24時間てことかな?に街中でも雪が降る。

丹沢なら10cm位の積雪と言うような予報だった。

でも、なんとなく降っていそうにないので、ほぼ確実に雪のありそうな河口湖まで行ってみようと車を走らせた。高速道路には乗らないがIC入り口付近を通ったら、

「大月ー河口湖 雪 通行止め」の電光掲示。

お~っこれは無理だと、河口湖は諦めて丹沢の宮ヶ瀬湖を廻って帰ってきた。

宮ヶ瀬は1cm程の雪が消え残っているところがパラパラとある程度。

勿論、道路周辺に雪は皆無。

10cmの積雪予想から見るとまるで降っていない。

 

この冬はもう既に 北陸・上越 で雪除け要請が2回も自衛隊に出された。

その性だろう、降りもしない雪で「大雪だ!!」と国民を脅かして外出を控えさせる。

気象情報に限らず 科学 を政治が参考にする必要はあるだろうが、気象情報を政治的に曲げて報道してなんとする。

丁度50年前から気象情報が政治的な報道のされ方をしているのを知っている。

今回もまたか、とアホ臭くなって車を運転していたら、宮ヶ瀬湖の電光掲示板に

「緊急事態宣言中 外出自粛徹底」と出ていた。

何でもかんでも十把一絡げに「外出自粛」

県は、県民に 喧嘩売ってんのか!!

 

頭にきたから、時速30キロの山道を60キロで飛ばして降りてきた、

訳でもないし、時速30キロを守って、後続車を金魚の糞の様に引っ張ってイライラさせながら降りてきた訳でもない。

30キロちょいのスピードで走らせ、後続車が来れば、左によって追い越してもらうこと10数回で降りてきた、まあこれも狂った人間の仕業だわな。

 

【 2021.01.26 追記 】

丹沢山塊の最高峰・蛭ヶ岳(1673m)では 40~50cm の積雪があったらしい。気象庁はの予報は 今回 は当たっていた。

宮ヶ瀬湖、標高300m程ではこんなに積雪量が違うものなのだろうか?

標高のみでなく 東西 の位置関係も影響してる?

 

 

 

コロナ対応、これは本当か?

今まで、コロナに関して、感染しないよう真剣に考え対処してきたが、最近は、知事や政府が人気取りのために完全に「劇場化」してしまったのでアホ臭くってもう何も書かないと決めていた。
勿論、「劇場化」の意味は、劇場から発せられたセリフなんかを聞く耳持たん、と言うことも含んでいる。

そうは言え、横浜市の 市 としての実務結果として下記の記事が出ていた。

カナロコ(神奈川新聞Web版) の 2021.01.11 記事
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新型コロナ
横浜市職員ら会食クラスター 仕事納めの日、6人全員陽性

市によると、同市都市整備局の30代男性職員と建築局の40代男性職員の感染が分かった。2人は昨年12月28日の仕事帰りに、既に感染が確認されている都市整備局の職員3人と民間企業の友人1人と会食をしており、これで参加した6人全員が陽性と判明。市は、新たなクラスター(感染者集団)と認定した。感染した職員5人は勤務中にマスクを着用していたため、両局の職場に濃厚接触者はいないという。
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これは本当にそういう措置が取られるという事と見て良いのだろうか?
『職員5人は勤務中にマスクを着用していたため、両局の職場に濃厚接触者はいない』
この職場では、このまま通常通り職務を行われるということか?
(こんな甘い判定だから一向に感染者数は減らない!!という感情は別にして・・)
だったら誰がいつどこで感染するかもわからないコロナ、私もアルバイト先で迷惑かけたくないので明日から
「マスク着用」
して作業しよう。

そうすれば、もし私が感染していたとしても、会社の誰も「濃厚接触者」ではないと 市 によって判断されるので、業務停止などと言うきつい措置は取られないで済むだろう。
会社への迷惑は大幅に縮小できるだろう。

それにしても、昨年の春先は、感染者が触った ドアノブ や つり革、エレベータのボタン などを他の人が触っただけで感染すると言われていたあの危機感はどこへ行ったのだろう。

今回の2回目の緊急事態宣言で国民は緊張感がないと、およそ全マスコミが国民に向かって「緊張感が無い、緊張感を持て」と言っているが、私には、国民一般より 専門家や保健所等行政側そして政治家 の方が遥かに緊張感が抜け切っているようにしか見えないが・・・

 

寒さ対策の 重ね着(レイヤリング)に思う

「フリースの2枚重ね着は効果無い?」 と言うタイトルのブログを書いたのは 2017.01.16 で丁度4年程前になる。
その頃の服装は、 アンダーシャツ+フリース+ペラペラの防風着 の3枚重ねと書いているから少々驚いた。

最近は寒さに弱いと感じている
(暑さにはもっと弱いかも)
3ヵ月前の昨年10月、日本列島は冷え込んで、信州の山にはかなりしっかり雪が積もった。
その時に横浜市に住むにもかかわらず、早くも、4枚重ねの服装になった。
以後、ず~と4枚重ね。気温が暖かさを取り戻しても3枚重ねに戻ることはなかった。

最近は、町工場にアルバイトに行っている。
そこではダボッとしたフリースを着るわけにはいかず、どうしても身体にピッタリの薄いものにならざるを得ない。
薄いとやっぱり着る枚数を増やさざるを得ない、と言うのが4枚重ねになった理由だ。

年末年始の休みの時に、フリースのアンダーシャツを着てみた。
それはそれなりに暖かい。さらに3枚目にもフリースのカーディガンを着てみた。
やっぱり重ねて着ると、アンダーシャツの温かさとカーディガンの温かさの 和 にはならない。
これは何もフリースの重ね着がまずいのではないだろう。
どんな素材のものでも同じ素材の重ね着は有効ではないのだろう。
保温性、透湿性、防風性 等など同じ素材なら同じ性能なので重ね着しても有効に働かない、と言うことのようだ。
フリースのみならず、ダウンでも二重三重に着て見てもやはり効果は出てこない。

重ね着をするなら、異質の素材の重ね着が必要だ。

 

 

今年もやっと今日で終わり

今日、 2020年 令和2年  12月31日、大晦日。

今年もやっと今日で終わる。

コロナの性でホントひどい年だった。

明日、2021年 令和3年になる、別に、年が変わればコロナが終息するわけではないが、やっぱり新しい 年 には何か期待したい。

明日、2021年1月1日は  仏滅  だ。

最低から始まる年、やっぱりその後は 期待 できそうだ。

 

この2ヵ月ほどブログで  専門家・行政・マスコミ  をぼろ糞に書いてきた。

そう私は「キレていた」のだ。

何年か前に「すぐに切れる人」というような言葉をよく見かけた。

それがどのように分析され説明されたのか知らないけれど、今回、自分が「キレていた」のを振り返ってみてわかったことがある。それは、キレられる側に問題があると。

1年近く前の1月末ぐらいにマスコミに出てきた、新型ウィルス、何それ?怖いらしい???

どんな風に恐ろしいの?  何も分からないから、専門家の発する情報を聞いてきた。

5月に一旦終息か?と思われるような状況以降、感染は拡大し、納まる様子はない。

今、首都圏を中心に感染拡大の一途だ。

何故広まった?、それは、 専門家・行政・マスコミ  お前たちが 原因だ! と具体的に書いてきた。

そして、年末になっても なお 半年も前と同じことしか言っていない。

いつまでたってもお前たち、もういい加減にしてくれ、との思いが「キレた」理由だ。

 

キレたやつも悪いだろうが、キレさせた方はもっと悪い。

キレさせた方はもっと反省を!! といっても、コロナに関しては、 専門家・行政・マスコミ  は全く反省する能力が欠如している。反省など期待できるわけがない。

 

そんなイヤな 年 もあと何時間かで終わろうとしている。

 

どうか、2021年は 穏やかな年でありますように・・・

 

 

日本医師会のメッセージが空しい(むなしい)

この一ヶ月ほどは、毎日のように コロナ感染者数が過去最高 と言う感じになって、対応に当たってくれている医療現場は崩壊の危機に面している

(コロナ患者だけでなく、他の患者さんの治療が出来なくなってきている)

そのため何としてもコロナ患者数を減らしていく必要がある。

けど、国は、年末年始の GoToトラベルを止めただけ(他には何もしなかったと思っている)そんな、国の行政には頼れないので(県や市のトップ、すなわち、知事や市長は、ここぞとばかりにマスコミに露出して、財政赤字の拡大化を一言も言わず、いかにも自分が頑張っていると言わんばかりに 支援金 を積み、次期選挙の票獲得にのみ関心を払っている、様に見えるので)とうとう日本医師会会長は行政による対処を諦めて、一般国民に対して 春の緊急事態宣言発令時の、未知のウイルス感染症に対する危機感、緊張感 を今一度持って欲しいと訴えた。

全くもってその通りなんだけれど、それは、無理なお願いなんだ。

私には、 行政とマスコミ によって そんな 危機感、緊張感 は持たなくてもいい、と言われているようにしか見えないんだ。

私の住んでいる 神奈川県横浜市の場合、こうなんだ。

2020.12.24 神奈川新聞の Web版 kanaloco.jp では

本日 12月24日クリスマスイブ の横浜市の感染状況の発表は、過去最多で危機的状況であるにもかかわらず次のようになっている。

『感染者248人の症状別内訳は中等症4人、調査中14人で、230人は軽症または無症状。感染経路が判明している117人のうち、41人は家庭内感染が疑われている。』

そう、少し表現を変えれば、「93% ~ 98% の感染者は「軽症または無症状」」と言っている。

感染者数 248人 なんて言われたら、恐ろしい数字だと思う。でも、すぐそのうしろで、即入院が必要な患者はたったの4人、 と言ってるんだ。

行政とマスコミは、危機感どころか「安心感」しか与えていないと私には見える。

 

 

消える 中間層

トランプが出てきた頃からか、 消える 「中間層」 と言うような言葉をよく 耳にしたり 目にした。

経済格差が深まって 中間層が没落 。

根本原因である米社会の分断・・・と言われていたように思うが、私には どう繋がるのか分かっていない。

要するに、世界的に見て、すなわち、米国だけでなくヨーロッパも日本も、中間層 が萎む とか 没落 とか言われている。

 

山。まったく違う話なんですけど、

私は、山が好きで山登りをやる。それも 岩登り も 雪山 も トレッキングもハイキングも、と。

私が学生時代、山をやる人は多かった。しかも、私と同じように、岩も雪も登山道も、多くが出かけた。都会から信州行の夜行列車は満杯だったし、駅に設けられた待合の列もものすごい人だった。

山の月刊誌もガイドブックもやっぱり 岩・雪・紅葉などを楽しむ登山道 を対象に取り上げていた。

今も結構な登山ブームと言われているが、岩や雪を対象にした月刊誌も書籍もない。

岩 専門の本もあるにはある、が、私なんかまったく手出しできない、極端に難しい、けど 安全な、言葉変えれば、登山としての岩登りではなく、スポーツ化した岩登りだ。室内=ジム の岩登り、その延長の 外岩(ソトイワ)の岩登り、の本だ。

また、今もブームだけあって、登山用の月刊誌も何冊か出ている、が、どの月刊誌も、私の目には、登山と言うより ハイキング か ピクニック じゃん、と感じてしまう。

極端に難しい岩登りもできないし、好きだけれどピクニックでは不満足、と言う私は、 山ヤとしては中間層だ。その山の中間層は、本すなわち、商業ベースからはもう相手にされない。

行ってみれば、中間層の没落であり、消えゆく中間層だ。

私の学生時代の山の形態はもう十分に成熟し、そして衰退してしまった。

そのことに気が付かず、同じ山のあり方を追っかけていた私のような中間層の人間は没落してしまっていたんだ。もう誰からも相手にされないんだ。

 

冒頭の 経済的中間層 の没落も、自由主義 + 資本主義 が成熟期を越えて衰退期に入ったから、ということか。